百花繚乱《JUMP》

番外編1【豪邸での悲劇】 ページ18

この小説、最初から最後までとてもシリアスな内容で、JUMPの皆さんがずっとやられっぱなしになってしまうかな…と思い、番外編を挟むことにしました。

ギャグセンス皆無で下手くそですが、お付き合い頂ければ幸いです。

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有岡side





「ギャアアアアアアアア」





大きな悲鳴が聞こえるけど、これは決して誰かが死んだ訳でも、怪我した訳でもない。




これは一体何なのかと言うと…








遡ること約2時間前、




薮「依頼来たぞー。
一般依頼だからさっき面談して来たけど、1時間後に伺うことになった。
内容は、失くし物探し。」



有「まーた雑用かよー。」



薮「文句言ったから、大ちゃん強制参加。」




有「うげっ…」





薮「あとは光と、暇そうだから雄也。
伊野尾もたまには行ってみたらどうだ？」




伊「薮は？」



薮「俺は書類仕事が溜まってるから。」



八「どうせ行きたくないだけだろ。」



薮「グチグチ言ってないで早く準備しろー。依頼主の家そんな近くないんだから。」




「…はーい。」





・







1時間後…、








八「…うわ……。」




伊「……何ここ…。」




高「…すっげーな……。」











有「でっけぇーーーーーーーー！！！」





今まで伺ったお宅の中で一番と言って良い程の、超大豪邸。


これはやっべぇ…。





伊「まあ雑用で雇う時点で金持ちだろうなとは思ってたけど。」




高「と、とりあえず、中に入れてもらおう。」




・



早速中に入らせてもらったけど、玄関も廊下も通された応接室も全てが煌びやかで、こんな広い家で探し物するのかと思うとうんざりするが、仕事だから仕方ない…。




その後、簡単に説明をして、いのちゃんが依頼主から失くした日の行動を細かく聞き出してる間に他の3人で探索開始。





…のはずが、





開始2分で




「ギャアアアアアアアア！！！！」





大きな悲鳴が響き渡った。





声のした方へ駆けつけると、そこには…














八「いやああああああああ！！！


ねこおおおおおおおお」




突如光くんの周りに現れた大量のネコを見て、全力で叫ぶ光くん。



何事かと駆けつけたお手伝いさんも呆れてるよ。笑







その後、魂の抜けた光くんを車に戻して、結局俺が探し物を見つけました。


凄いだろー？









……









ちょっと！皆して無視しないでっ！！


お願いだから誰か何か言って！泣

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