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山田side



警察署に向かう途中の車内で、着信音が鳴った。






俺のスマホ…


ではないから、薮ちゃんのか。







薮「ん…?裕翔からか……。どうしよう…」







山「俺でよければ、代わりに電話出ようか?」



薮「悪い。頼んだ。」





助手席に置いてある薮ちゃんのスマホを手に取り、電話に出た。




山「もしもし。」



中『薮くん!!大変

山「裕翔落ち着け。俺、山田。薮ちゃん今運転中だから。

どうした、何が起きた…?」







中『ごめん。実は、



圭人と知念といのちゃんが倒れたんだ。』











は…?




山「それって……、
知念は単に体調崩しただけで、伊野尾ちゃんは軽めの貧血で、圭人は…また何か無自覚で溜め込んでただけだよな…!?」




物凄く嫌な予感がした。




3人同時に倒れるなんてことは、今までに無かったから。





でも、偶然が重なりすぎただけだと思った。



そう思いたかった。









だけど、現実は違った。




中『いや…、違うよ…。
圭人が持って帰ってきてくれた郵便物に、毒が仕込まれているみたい。
さっき救急車呼んでもうすぐ来るだろうから、用件が終わったらいつもの病院来て、ロビーにいて。』




山「…わ、分かった……。」




中『突然のことで俺らも混乱してるし、やまも混乱してると思うけど、とりあえず薮くんに伝えて。よろしく。

…じゃあまたあとで。』プツッ









薮「何があった…?」




山「圭人と…知念と…伊野尾ちゃんが…倒れたって…。毒が…郵便物に仕込まれてたって…。用件が終わったらいつもの病院に来てって言われた…。」




動揺と焦りの気持ちを隠せないまま、薮ちゃんに電話の内容を伝えた。




薮「そんな暗い顔してどうすんだよ。
きっと大丈夫だ。
なるべく早く終わらせて、すぐ病院向かおう。」









たまに天然な一面が出て、
「大丈夫かこの人」って思うけど、




こういう場面でも冷静でいられる薮くんは、









やっぱり俺らの頼れる兄貴だ。

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 能力系 , 能力,魔法   
作品ジャンル:ファンタジー
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Rare fruit(プロフ) - ゆうみさん» ありがとうございます!超のんびり更新ですがこれからもよろしくお願いします。 (2019年11月18日 7時) (レス) id: 362d8b3af6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ(プロフ) - とても面白いです。これからどんなストーリー展開になるかとても楽しみです♪更新頑張ってください! (2019年11月15日 23時) (レス) id: bea5fb83fd (このIDを非表示/違反報告)
Rare fruit(プロフ) - やぶねこさん» ありがとうございます!とんでもなく遅い更新速度ですが、これからもよろしくお願いします。 (2019年9月29日 22時) (レス) id: 362d8b3af6 (このIDを非表示/違反報告)
やぶねこ(プロフ) - 大学合格おめでとうございます!!これからのお話、楽しみです!! (2019年9月29日 20時) (レス) id: 9dd53b3b35 (このIDを非表示/違反報告)
Rare fruit(プロフ) - ☆奏JUMP☆さん» ありがとうございます!!更新何ヶ月も止めてしまい本当に申し訳ないですが、受験が終わったら更新再開するので、それまで気長に待ってて頂けたら幸いです。 (2019年8月20日 21時) (レス) id: 362d8b3af6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rare fruit | 作成日時:2018年1月3日 13時

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