いなくなればいいのに… part3

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光side







涼介たちに頼まれて、今CTの準備してるんだけどさ、患者の情報一切ないんだよね








カルテも回ってこないし、



写真もない




どこを撮るのかも聞いてない







なんか言ってよー







俺のこの頭じゃ無理なんだよー！






誰かぁ！








・







・








・








「はいはい、ヒカうるさいよ

少し黙ろうか？」






っ…






「…はい」






やっぱ侑李は可愛い顔してとんでもないこと言ってくる…笑








《prurururu...pururururu...》





ん？



俺だ…





「はーい」



_____「光くん？？？」





「うん、そうだけど…」





_____「CTいつでもいける？」





「うん、もちろんいけるよ」





_____「わかった。ありがとう」






「いやいや、別にこれくらい大したことないよー

けどさ、せめてカルテだけでも送ってくれません？
涼介さん笑」






_____「あーごめんごめん宏太にぃさんが送ってなかったみたいだね笑
まぁ、大丈夫。会えばわかるよ」





「お、おう…笑わかった。

じゃあ、また後で」






_____「うん！じゃーね！」






《プツッ…》





ん？？？





会えばわかるってどういうこと？？？







・









・









・









・









・









・









「光ー！」



「光くんー！」





あ、宏太と涼介だ









…っと


「A…？」





「あ、光ごめん。

カルテ送っとくの忘れてた。」





…だろうね





「それで？患者は？」





「この子だよ、ヒカ」






「この子って…A？」






『そう。私』







なんで？










・









・









・









「Aの脳のCTを撮って欲しい」







…




どういうこと？


なんでAなの…？

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