小瀧くんに密着中 ページ14
小瀧「うわ…こういうの憧れてたんよなー」
そう言って、ニッコリ笑うのんちゃんを私は見上げてた。
のんちゃんのご希望通り、電車に乗って移動。
電車の中はとにかく人が多くて。
まあ、私は別に慣れているんだけど。のんちゃんが私をドア側に押しやってくれて。
ドアに片手をついて、私はその中で守ってもらっているような状態で。
身長差があるから、私の目線はのんちゃんの胸あたりで。
のんちゃんと話す時、私は見上げなきゃいけなくて、のんちゃんは私を見下ろして。
誰が見ても、恋人同士に見えるんだろうなーって。ちょっとドキドキする。
A「のんちゃんは電車とか乗らない、よね？」
小瀧「いやいや乗るで！！WESTみんな普通に電車使うから」
A「そうなの？意外！見つかったら大変じゃん」
小瀧「いや、俺ら、まだまだ知名度低いからな〜キンプリとか大変やろな〜」
のんちゃんは自虐的にそう言うと、ふはっと笑ってみせた。
確かに。
意外と、のんちゃんに気がつく人はいないみたいで。
電車の中なんてみんなスマホをいじっているか、寝ているか。
ちょっと顔上げれば、この隠しきれないオーラに気がつく人もいるんだろうけど。
小瀧「てかごめんな。車で行けば楽チンやったんに、電車で行きたいとか言って」
A「全然いいよ。これもちゃんとしたのんちゃんのプラベだからね」
小瀧「…ありがと。なー、Aちゃん」
のんちゃんは鼻をすんッとすすると、私に目線を向けた。
小瀧「あと密着してないのってはまちゃんだけやんな？」
A「うん、そうそう」
小瀧「ふーん……じゃあさ、今までの中で、誰が一番いいなーとかある？」
A「いいなーって？？」
いいなーってどういう意味だろうか？と考える。
いい写真が撮れた、面白いプラベだった、意外性があった、とか。
記事としていいものが完成しそうという意味だろうかと、全員の密着について思い出していた。
小瀧「いや、男としていいな、みたいな。」
A「男として？？」
小瀧「ああ！だから、Aちゃんが一緒にいてドキドキした、とか！！好きとか！！」
ドキドキ？？
好き？！
のんちゃんはそう言った後、恥ずかしいのか、私から目線をそらし外の景色を眺めていた。
だけど、黙っている私が気になったのか、またチラリと視線を私に戻した。
A「好きとか、そんなのは、ないよ…だって」
小瀧「だって？」
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JWJUMP(プロフ) - 続きがみたいです！更新お願いします！ (2019年8月28日 21時) (
レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - 更新お願いします！！続きがすごく気になる、、 (2019年8月11日 12時) (レス) id: 61cadefdc0 (このIDを非表示/違反報告)
JWJUMP(プロフ) - 更新頑張ってください (2019年8月3日 23時) (レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅろ - 作者様の書き方がとても上手くて作品に惚れてしまいました！これからも作者様のペースで更新頑張って下さい、応援しています！ (2019年6月14日 4時) (レス) id: 7922eae3f5 (このIDを非表示/違反報告)
atu66mi67yu129(プロフ) - いつも楽しみに拝見してます。毎回ドキドキニヤニヤしてます。これからの展開がどうなるんでしょうか？私は紫ジャスミンなので…そっちを願います。これからも更新楽しみにしてます。頑張ってください。 (2019年6月11日 11時) (レス) id: c65eb063a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏海 | 作成日時：2019年5月19日 5時
