はち ページ9
キヨside
みんなでテレビを見ていると、隣から眠そうな声が聞こえた。
「眠い?」
『う、ん・・・』
どうしようかと悩んでいると、こーすけとヒラが5人分の布団と枕を持ってきてくれた。
どうやら今日はリビングでみんなで寝るらしい。
晴香を敷き布団に寝かせてそのうえから掛け布団をかけた。
暖かい布団につつまれ、気持ち良さそうに寝始めた。
俺達はまだ寝ずに、これからのことについてはなしはじめた。
「とりあえず、いろいろ含めて晴香の親には会いに行きたい。」
こーすけ「そうだな、みんなで探してみるか。」
「それと、
・・・俺はさ、晴香が俺達と暮らしたいかきいて、俺達のことを選んでくれたら、一緒にここにすみたいんだよ」
それを言った瞬間、少し空気が凍った。
そりゃあそうだ。
自分でも無茶なことを言っているのはわかる。
学校のこととか、お金のこととか。
俺達の仕事柄、困ることは数えきれないほどある。
それでも、俺達を信じてくれた晴香を見捨てることなんて絶対にできない。
そんなことをしたら、きっと一生後悔するだろう。
「「「__いいと思う」」」
聞こえてきたのは、メンバーの声。
顔を見ると、みんな真剣な表情をしている。
思わず、泣きそうになってしまった。
でもまず、一緒に暮らす話のまえに___
晴香の両親に会いに行かなければ。
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てるてる少女(プロフ) - シノイさん» シノイさあああん!ありがとうございます!シノイさんの作品だいすきです!(*´∀`)リク喜んでやらせていただきますヾ(@゜▽゜@)ノ! (2018年9月6日 21時) (レス) id: 4d05159a8e (このIDを非表示/違反報告)
シノイ - リクエストよろしいですか!?みんなで夏祭りにいってほしいです!! (2018年9月5日 12時) (レス) id: aed1405ed1 (このIDを非表示/違反報告)
シノイ - 私の駄作にコメントをしていただいたので拝見させていただきました。何ですかこの作品神じゃないですかヤダー。更新、待ってます! (2018年9月3日 19時) (レス) id: aed1405ed1 (このIDを非表示/違反報告)
てるてる少女(プロフ) - 暇輪理さん» ありがとうございます!あのシーンは個人的にも好きなところだったので、嬉しいです(*´∀`)♪頑張ります! (2018年8月12日 9時) (レス) id: 4d05159a8e (このIDを非表示/違反報告)
暇輪理(プロフ) - キヨさんが泣いてて嬉し涙だよって教えてあげてるところにジーンとしました。すごく良い小説です。これからの展開も楽しみです。頑張ってください! (2018年8月11日 21時) (レス) id: 66be9155f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てるてる少女 | 作成日時:2018年6月18日 17時