百聞は一見に如かず ページ6
no side
五条「じゃあA!"壱番"、詠唱省略なしで悠仁と野薔薇に使ってみて」
虎杖釘崎「「は!!!?」」
五条「大丈夫大丈夫!"壱番"は安全だから」
五条がそう言うと、Aは人差し指と中指を立てた左手を顔の前に構えた。
『"術式順転 遮二無二 壱番"』
虎杖「うおっ!?何だこれ!」
釘崎「…呪力が、外に流れ出てる」
五条「野薔薇大正解〜。"壱番"は呪力の発散を強制させる術式。出力にもよるけど、そこらへんの呪いならすぐ呪力不足で戦闘不能になる」
虎杖「ほえ〜」
五条「そんじゃ次。A、"弐番"、僕に使ってみて」
『えぇ〜。身内に"弐番"使うの嫌なんですけど』
五条「いいよ、すぐ反転術式で治すしさ。ほら、日頃の恨みを込めて」
『じゃ、遠慮なく』
虎杖「(即答かよ…)」
釘崎「…何?そんなにエグいの?」
伏黒「見てればわかる」
今度は、人差し指、中指、薬指を立て先程のように左手を顔の前に構える。
『"術式反転 遮二無二 弐番"』
Aがそう唱えた瞬間、五条が「…っ」と息を詰まらせ顔を歪めたかと思うと、ゴプッを血を吐き出した。
釘崎「え、ちょっ!?」
虎杖「五条先生!?」
2人が咄嗟に五条に近寄ろうとするが、それを右手で制する五条。
五条「……っはい!治した!いやぁ、何度くらっても慣れないね〜」
虎杖「え!?何度もくらってんの!?」
釘崎「どうかしてるわ」
虎杖「てか、Aセンパイ今何したの?」
『"弐番"は呪力の発散を禁じて身体の中で暴発させる術式。今は日頃の恨みを込めて、肺を壊した』
虎杖「……日頃」
釘崎「アンタいつも何してんのよ」
五条「かわいい教え子と仲良くしてるだけさ」
伏黒「どーだか(ボソッ)」
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作者の余談
この小説ですが、単行本を8巻くらいまでしか読んでいない段階で設定を決め、書き始めまして。
「蘆屋」(名前だけ登場)とか「術式の一番、二番」(伊野さんの)とか原作に登場してることを全く知らず。小説書き始めてしばらくして原作読み進めて、そこで始めてドン被ってるのを知ったので大目にみてください、、、
自分でも、単行本読んでびっくり。被りすぎやろ!
以上、作者の余談(言い訳タイム)でした。
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麗葉 - 最高すぎます!続き行ってきます!(((((((((((っ・ω・)っ ブーン (6月24日 23時) (レス) @page49 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
あんパん(プロフ) - 安仙任さん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2021年2月20日 11時) (レス) id: 543e9be939 (このIDを非表示/違反報告)
安仙任(プロフ) - とても面白いです!続きを楽しみにしてます!これからも頑張ってください(^^) (2021年2月19日 16時) (レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)
あんパん(プロフ) - 枕野れいさん» うわああ!!ありがとこございます!嬉しいです!!頑張ります! (2021年1月5日 21時) (レス) id: 543e9be939 (このIDを非表示/違反報告)
枕野れい(プロフ) - 女優さんのお話の方から来たのですが、まさか呪術廻戦書いてくださるとは!!応援してます! (2021年1月4日 20時) (レス) id: 7b5f3ba3ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんパん | 作成日時:2020年11月12日 17時