どうも、呪縛師です【呪術廻戦】

記録:2017年7月12日 ページ17

no side





＿約1年前。






.







｢…っ！？おいA!!しっかりしろ!!!｣






.








【記録:2017年7月12日 高専一年生1名が担任教師との任務中に瀕死の状態で発見される】







.









.









.









＿＿5時間前。






駅の改札から出てくる五条とA。




｢しっかし、遠いね｣



『もうちょっと寝たかったんですけど』



｢さすがに寝すぎ。あ、任務の前にパンケーキ食べいく？｣



『結構です』



｢じゃ、僕食べたいから着いてきて〜｣



『ええ〜』



｢ええ〜じゃないよー。てか、なんでAは甘いもの好きじゃないわけ？小さい頃はあんなに食べてたのに｣



『小さい頃先生に色々連れ回されて飽きたんですよ、甘いもの』



｢え、もしかしてだけど、僕のせい？｣



『そう言いました』





｢まじか〜｣と何故か嬉しそうに呟く五条。





『なんでニヤケてんですか気色悪い』



｢いや〜？Aちゃんてば、小さい頃のこと覚えてくれてんだな〜って｣



『たった今記憶から抹消しました』



｢釣れないこと言わないでよ、先生泣いちゃう｣





泣き真似をする五条を華麗にスルーし、スマホを覗きながらスタスタと歩いていくA。
｢昔はもっと可愛げあったんだけどな〜｣などくだらないことをブツブツと口にする五条にAがスマホの画面を見せた。





『お店、ここでいいですか？』



｢おっよくわかってらっしゃる｣



『さっさと食べてパパッと任務終わらせますよ』



｢そうしよ〜｣







.

･→←なんやかんやで同期が1番落ち着く

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す