どうも、呪縛師です【呪術廻戦】

本来はロングスリーパーです ページ13

Aside





五条先生が出かけてから約1時間半。
本日3本目の映画を見終わったところで腕時計を確認すると19時を指していた。
悠二が次の映画を選んでいるのをぼんやりと見ながら、欠伸を噛み殺す。




『(流石に仮眠2時間はきついな)』



｢Aセンパイ｣



『ん？』



｢俺、1人でも大丈夫そうだよ。なんか、コツ掴んできたし｣



『大丈夫って？』



｢Aセンパイ本当は寮帰ってきて寝るつもりだったんでしょ？隈すごいし｣



『悠仁』



｢ん？｣



『君本当いいやつ』



｢いやだって、明らかに眠そうだもん｣



『今度なんか奢るよ』



｢えまじ！？じゃあビフテキ！！！！｣



『おっけーおっけー』



｢まじか！！よっしゃこれで特訓頑張れるわ｣



『じゃ、頑張れ〜なんかあったら連絡して。寝てると思うけど』



｢おう！おやすみ！｣





映画鑑賞中も何度も瞼が落ちかけていたので正直助かった。


実は一昨日の夜から今日の明け方にかけて京都校の加茂憲紀と究極メカ丸と九州で合同任務を行っていたのだ。
九州なら京都校の人間を派遣すればいいのに自分が派遣された理由が疑問だったので、どっかの鬼畜に相談したところ、




"Aは頼れるからね〜"




と丸め込まれてしまい、不満ながらも任務を終え今朝新幹線で東京に戻ってきたところだった。







.

前進不可避→←お家映画にはポテチとファンタグレープでしょ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す