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15. ページ17

思えば私は彼女に救われてばかりだ。

1年生の時、はじめてAと2人で向かった任務。
私たちは二級術師だった。

三級案件だったはずなのに、蓋を開ければ一級呪霊。

...1人だったら、間違いなく死んでいた。

2人ともかなり傷を負ったものの、なんとか倒すことができた。


_____いつものように、呪霊を取り込もうとする。
Aは、私をじっと見つめていた。

傑「...そんなに見られては取り込めないよ、」

笑いながら、Aに言う。

『あぁ、ごめん。____それ、味するの?』

傑「!」


いつになっても、何度呪霊を取り込んでも
慣れない呪霊(こいつ)の味



私の呪霊操術はとても珍しい。

取り込む、取り込む、取り込む______


不味いし、嫌だ。
けれど私はそれを期待されている。
そもそもそうしないと戦えないし。


誰も、私の心配なんてしない。
しなかった。


傑「....例え難いけど.....吐瀉物を処理した雑巾の味、かな...」



『......へぇ』

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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時

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