▽ 関わらせたくなかった ページ8
Aside
「ちょっと、急になんなのよ」
ケ「まぁまぁ、フウカもわざとじゃねぇんだから…」
「ケンタは、黙っててくれる?」
ケンタを黙らせるようにキッと睨み、私の腕を引っ張って教室から出した張本人さんに問い出す。
「それで、なんで私たちを連れてここまできたの?それに、あなた達まで…」
私はそう言いながらフウカという女の子とは別にいる、青色の髪の毛の男の子と緑色の髪の毛の子を交互にみつめた。
「それは…」と男の子がはなそうとしていた時、フウカさんが「ごめん!」と話を遮った。
「…なんで謝るの?」
フ「えっ?だ、だって急に連れ出しちゃったし…」
「自覚あるのね…、ならなんで連れ出したのよ」
はぁ、と、私は大きくため息をついた。
…どうして、彼女から関わってくるのよ。
私に変な噂があるから関わらずに済むと思っていたのに…。
関わらせたく、ないのに。
私のせいで彼女たちを巻き込んでしまうはめになってしまうかもしれない。それなら、いっそ、ここの人たちとは関わらないつもりだった。
…きっと、運命がそう仕組んだのね。
私のため息にビクッと肩を揺らしたフウカさんともう一人の女の子。
フウカさんは閉ざしていた口を開いた。
フ「あ、あの…、Aさん、?」
「何?フウカさん」
フ「あたしは!あたし達は、Aさん…ううん、Aのそんな噂、信じてないから!」
キラキラの笑顔でそう言ったフウカさん。
…ああ、どうして、なんで。
「…ありがとう」
ボソッと聞こえるか聞こえないかぐらいの声で言った。
*
うん、全然いいと思う!
おけぃ!
いいよいいよ、!だから謝らんで!
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飛鳥 - かんばです (2020年3月19日 15時) (レス) id: 36f03a2793 (このIDを非表示/違反報告)
くーちゃん(プロフ) - ユリナさん» ごめんね遅くなった!今みるね (2019年3月22日 12時) (レス) id: 3f70a533d9 (このIDを非表示/違反報告)
ユリナ - くーちゃんさん» くーちゃん!久しぶり☆お話追加しといたよ!良かったら見てね! (2019年1月14日 22時) (レス) id: c906958d18 (このIDを非表示/違反報告)
くーちゃん(プロフ) - みつはさん» ありがとー!うん、頑張るよ! (2018年9月28日 9時) (レス) id: 260cbce2fa (このIDを非表示/違反報告)
みつは(プロフ) - 更新されてる!続きめっちゃ気になる!!すっごく久しぶりに来れた私が言えることじゃないけど、無理しない程度に二人とも頑張って! (2018年9月27日 23時) (レス) id: 16af170153 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くーちゃんとユリナ x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/d7974f521d1/
作成日時:2018年5月17日 17時