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｢…えっ？｣
あまりに突然のことで
目が点になる
和｢…看護師って朝早いんじゃねぇの？｣
｢あ…｣
そういうことか、って瞬時に理解出来たのは
二宮くんのこういうところに
あの頃何度も救われてきたから
翔｢…確かに、早番とかあるもんね｣
真凛｢そっかぁ〜！それはしょうがないね…うん、和也！Aのこと頼むよ！しっかり送り届けてあげて！｣
和｢…はいはい(笑)｣
潤｢送り届けた後お前来る？(笑)｣
和｢どーだろ(笑)｣
潤｢ぜってぇ来ねぇだろ(笑)｣
アズ｢…｣
和｢じゃ、そーいうことなんで、後は4人で楽しんで(笑)｣
｢…｣
和｢…あれ、余計なお世話だった？(笑)｣
｢、ううん！明日本当に朝早かったから…ありがとう！｣
そんなら良かったって
上がる唇の形にドキッとして
それを誤魔化すように思わず下を向いて目を逸らした
｢皆今日はありがとう！すごく楽しかったです！｣
勢いよくくるんと振り返って皆にお礼を言ったら
また集まろうね〜って手を振ってくれて
その感じが高校時代の帰り道みたいで懐かしくて
そのことが嬉しくて
ほっとしたんだ…
良かった…
変わってなくて、良かった…
和｢…いつまで手ぇ振ってんの(笑)｣
｢はっ｣
和｢帰らないんですか？｣
｢か、帰ります！｣
二宮くんと並んで歩く帰り道
それは
2回目だった
でも
あの時はもう何が何だか分かんなくて
ずっと二宮くんの半歩後ろを歩いてたなぁ…
それでずっと
夕焼けの綺麗なオレンジに照らされた、猫背気味の背中を眺めてた
｢…｣
和｢…アンタ、ほんとに変わんねぇよな｣
｢へ、｣
和｢…そーいうとこ｣
横目で私を見下ろして
小さく笑う
｢…そういうとこ…？｣
だけど二宮くんは
私の問いかけには答えてくれなかった
そうだった…
二宮くんは時々気になることを言うのに、その本当の意味を教えくれない
あの時だって、そうだったよね？
和｢…まだやってんの？｣
｢え？｣
和｢なんだっけ、ガーデニング？｣
｢…あぁ…｣
｢…うん、マンションのベランダだから小さいけど花壇はあるよ｣
和｢へぇー(笑)｣
和｢ほんとに好きなんだな…｣
.
その言葉に胸が震えたのは
純粋に花が好きって気持ちの中にある不純な動機を
見透かされてしまうんじゃないかって恐かったから
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和(プロフ) - (名前りんさん» りんｻﾝ、コメントありがとうございます！(*´ω`*)うわぁ、前作から…嬉しいです。有難いです。(´；ω；`)こちらも、前作に負けないくらい切なくするつもりなので(笑)、引き続き楽しんで頂けると嬉しいです！更新頑張ります(^^) (2020年4月24日 19時) (
レス) id: 1efda7f877 (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - ひろこさん» ひろこさん、コメントありがとうございます(^^)わーい、めちゃくちゃ嬉しいです！甘酸っぱい青春…私も大好物です(笑)そんな青春を思い出して貰えるようなお話にしたいと思うので、また是非よろしくお願いします(*´ω`*人) (2020年4月24日 19時) (レス) id: 1efda7f877 (このIDを非表示/違反報告)
(名前りん(プロフ) - 新作も前作に引き続き大好きです！更新楽しみにしてます！ (2020年3月31日 17時) (レス) id: c02e8af171 (このIDを非表示/違反報告)
ひろこ(プロフ) - この甘酸っぱい感じ。大好物です！和さんの作品、大好き！ (2020年3月28日 8時) (レス) id: 7819f221c3 (このIDを非表示/違反報告)
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