◇*.3 ページ3
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｢…？？｣
和｢く、(笑)｣
見られてたことに驚いてあたふたする私を見て腕で口を隠すようにして笑うと
片手に持っていたビールを一気に口に流し入れた
和｢すいません！｣
店員｢はいはーい！｣
和｢生ビールおかわりと、…砂肝もう一皿｣
店員｢生ビールと、砂肝ですね〜！｣
｢ぇ…｣
偶然
じゃないよね…今のは確実に…
なんで私が砂肝食べたかったのバレたんだろう…？
じっと二宮くんを眺めてるとまた目が合って
今度は
まるで何もなかったようにスっと逸らされた
｢…｣
変わらない…
あの頃と、全然変わってない
昔から内気で話すのもそんなに得意じゃなかった私は
みんなが今みたいに話してても会話に自分から入ることは殆ど無くて
ただずっと、5人を見て笑ってた
その中では二宮くんも積極的に会話に入っていくタイプではなかったから
あまり話さない同士の私たちは当然、同じグループっていっても絡むことはほぼ無くて
それに
二宮くんはなんか…クールっていうか、雰囲気が他の人とは違ってて
必要最低限のことでも話す時はいつも緊張してた
だから
この6人の中では1番遠い存在だって
確かにそう思ってたんだ
あの日までは…
.
.
真凛｢よーっしみんな！もう一軒行くぞ〜！｣
翔｢真凛酔いすぎ(笑)｣
アズ｢真凛はいつもテンション高いから酔ってても分かんない(笑)｣
潤｢…この後は？どうする？｣
アズ｢私はまだまだいけるよ〜｣
｢あ…｣
明日早番だった…
二次会、無理なことはないけど最近日勤からの深夜勤だったりであんまり寝れてないからなぁ…
せっかく久しぶりに皆と会えたんだから、もっと一緒にいたいなって思いもあって
二次会に行く方向で固まりそうな皆の会話を聞きながら
どうしようって悩んでる時だった
和｢…俺帰るわ｣
背中から
いつもの、あっけらかんとした二宮くんの声
翔｢え、もう帰んの？｣
真凛｢え〜！そんな白い顔して和也全然飲んでないでしょ〜！｣
潤｢…さてはこれから女と会うな？(笑)｣
アズ｢えっそうなの？｣
和｢ふ、さーな(笑)｣
え〜っていう皆のブーイングをものともせず涼しい顔をしてる二宮くんをぼーっと眺めてたら
ポケットにあったはずの手が突然ぽんって私の頭に乗って
和｢…ついでにコイツ送ってく｣
確かにそう言った
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和(プロフ) - (名前りんさん» りんｻﾝ、コメントありがとうございます！(*´ω`*)うわぁ、前作から…嬉しいです。有難いです。(´；ω；`)こちらも、前作に負けないくらい切なくするつもりなので(笑)、引き続き楽しんで頂けると嬉しいです！更新頑張ります(^^) (2020年4月24日 19時) (
レス) id: 1efda7f877 (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - ひろこさん» ひろこさん、コメントありがとうございます(^^)わーい、めちゃくちゃ嬉しいです！甘酸っぱい青春…私も大好物です(笑)そんな青春を思い出して貰えるようなお話にしたいと思うので、また是非よろしくお願いします(*´ω`*人) (2020年4月24日 19時) (レス) id: 1efda7f877 (このIDを非表示/違反報告)
(名前りん(プロフ) - 新作も前作に引き続き大好きです！更新楽しみにしてます！ (2020年3月31日 17時) (レス) id: c02e8af171 (このIDを非表示/違反報告)
ひろこ(プロフ) - この甘酸っぱい感じ。大好物です！和さんの作品、大好き！ (2020年3月28日 8時) (レス) id: 7819f221c3 (このIDを非表示/違反報告)
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