01ー貴女sideー ページ1
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「おはよ！」
A「あ、まりな！おはよ！」
親友のまりな。
中学からの親友です。
まりな「えっ、なにあの集団は。」
まりなが
そう言いながら見ているのは
校門にできている女子の群れ。
よく見ると
囲まれているのは
2年の岸先輩。
話したことはないけど、
あの通り人気者なんで
存在は知ってる。
A「相変わらずスゴイ人気だねー。」
なんて呑気に呟きながら
その集団を掻き分けていると、
岸「あ、西岡Aちゃん！」
A「え……？」
西岡Aは私ですが…。
確かに今
先輩は私を呼びましたよね？
岸「良かった！君を待ってたんだ。」
そう言いながら
女子の集団から
抜け出してくる先輩。
A「えっと…私、何かしましたっけ？」
岸「ううん(笑)。」
A「じゃあ…。」
岸「付き合って！」
A「は…？」
岸「Aちゃんのことが好きです！付き合って下さいっ！」
そう言って
深々と頭を下げる先輩…。
まりな「A、スゴイじゃん！」
A「えっ、ちょっ…意味わかんない…。」
だって
岸先輩とは今まで
何の関わりもなかったし、
今初めて話したんだよ？
なのに
急に付き合ってと言われても…。
A「あ、あの…岸先輩。」
私が名前を呼ぶと
先輩はパッと顔を上げて
岸「俺の名前、知ってるんだ？！」
なんて
めちゃくちゃ笑顔で言うから
一瞬ドキッとしちゃった。
A「知ってますよ。いつも女子が先輩のことで騒いでるから…。」
岸「俺もAちゃんのこと知ってたよ。ほら、俺、神宮寺とか顕嵐と仲良いし。」
神宮寺勇太と阿部顕嵐…ね。
私と同じクラスで
何気に仲良くしてる二人。
そういえば
神宮寺と顕嵐って先輩たちと
よく一緒にいるっけ。
A「どうして私なんですか…？」
岸「初めて見た時から気になっててさ。」
なにこの展開。
先輩に群がってた
女子の視線が気になって
まりなの手を引いて
逃げるように教室へ向かった。
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山田苺花(プロフ) - 金糸雀ぷーさんさん» ありがとうございます(*^^*)少しずつの更新ですが、頑張りますね♪ (2015年5月12日 15時) (
レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀ぷーさん(プロフ) - やばいです。キュン死寸前です....///更新、頑張ってください！応援してます！！ (2015年5月11日 23時) (レス) id: 02ff7495f2 (このIDを非表示/違反報告)
山田苺花(プロフ) - たこぷみぐ-じ。!!さん» ありがとうございます！これからもニヤニヤさせちゃいますよ〜w 頑張ります(*^^*) (2015年5月9日 20時) (レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
Riho(プロフ) - 現実逃避？ (2015年5月8日 20時) (レス) id: d3f9569d7b (このIDを非表示/違反報告)
たこぷみぐ-じ。!!(プロフ) - いつも更新楽しみに待ってます！にやにやが止まりません(/ω＼)応援してます！ (2015年5月7日 20時) (レス) id: 430ac000d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田 苺花
| 作成日時：2015年4月27日 0時
