国宝兄は不良チームに入ったらしい ページ11
明司 春千夜。
もとい、源氏名は三途という。
自分の兄のネーミングセンスはよくわからないもんだと
千壽はうんうん頭を捻った。
これを聞いたら流石に(隠れシスコン)兄も
「原作に合わせてるだけだよ馬鹿野郎!」
と切れるが。
そんなことに怒るのか?と聞くと
原作より大分マイペースで温厚なのであんまりだが。
(つまり千壽イマジナリー兄である)
はて、なぜこんな春千夜の話をするか。
それは原作がもう既に始まっているからである。
もう自分らはすでに道場をやめ、中学生になっている。
そして、いつの間にか佐野真一郎は死亡し、
羽宮一虎は年少に入り、兄は原作通り暴れ回れマイキーに猫か忠犬のように扱われている。
もう、春千夜は将棋を指し負け
隊長を信頼するふりを実行はしているのだ。
そんな兄と比べると
まだまだ自分が原作に出るのは先だが、
その間に黒龍や梵など色々やらなければならない。
それに夢主の視察。
救済主ではないとは思うし、実際真一郎は死んでいたのだから原作を無視する可能性は高いだろう、
顔立ちが真一郎に似てるから余計に原作を知っていたら救済はしたい筈だ。自分だったらあんな奴らの兄の代わりの激重感情なんか抱かれたかないし。
因みにそんな激重感情を向けられてるのは原作の
主人公である。カワイソウニ…
そんな意味でもある意味ストーカー化する奴はいそうだなぁと思う。
哀れ夢主。
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←変貌しない唯一の友人
17人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ほーみき | 作成日時:2021年10月2日 17時