あいどる高校の紅一点。【5】

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高木「なんだそれ」





伊野尾「あいどる高校の他のメンバーにも言うなってことかな」






薮「……だろうね」






山田「意味わかんねー」








……たしかに。





なぜ他の人に黙っておく必要があるんだろう。








今回はちょっと不自然だ。







わざと転ばす上に秘密だなんて。








知念「……だけど、やっぱりホントに言い伝えの続きなら、書かれてることを守らなきゃ。



まだ、他の子には言わない方がいいよ」








中島裕「それもそうだね」








なんともいえぬ雰囲気が私たちの間にただよっていた。








……そういえば、私がつけてるこのペンダントも、言い伝えに関係あるかもしれないんだった。








この紙切れの謎が解けたら、私のペンダントのこともわかるかな。








八乙女「じゃ、まあそーゆーことで、あとはお参りでもして、景色見て……、帰りますか？」







岡本「らじゃー！」







……ということで、わかんないことだらけだけど、私たちは神社にお参りをし、"街が一望できる"ところだから、と景色を楽しみ、今度はみんなでゆっくりと石段を降りた。








この後は、昨日部屋に乗り込んできた人たち……と一緒なはずだ。

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