私を誘拐するのは…？

村１の美少女 ページ39

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あの後、大貴くんは私が泣き止むまでずっと抱きしめてくれて背中を擦ってくれてた。


あ「 大貴くんありがとう…ごめんね 」


大貴「 謝る事なんてないよ！早めに帰ろーぜ、あいつら騒ぐぞ笑 」


あ「 あっそっか笑 」


また質問攻めに合うのはね苦笑


そして手を繋ぎながら帰った。


大貴くんは、『 俺はもう少し外に居るよ 』と言い、私を家まで送ってからまた行った。


私達が起きたのが早めだったこともあり、２人はまだ寝てる。


あ「 …危なかった…笑 」


布団に戻ると



ぐいっ



何かに手を引かれた





「 何が危なかったのかな？」




あ「 ひぃ…！！







りょ、涼介くん… 」



涼介「 何だその幽霊でも見たような顔は。



俺に失礼じゃね？笑」



あ「 あっ、ごめん！起きてると思わなくて… 」



涼介「 どこ行ってたの 」



あ「 お散歩だよ 」



涼介「 …何かあった？」



あ「 へっ？」



涼介「 …目、赤いから 」



あ「 …あ… 」



泣いたからだ…



涼介「 言いたくないなら言わなくていいけどさ。あんま１人で抱えんなよ？」



あ「 …ありがとう… 」



皆、優しいなぁ…



心配してくれて


近くに居てくれて


安心させてくれる



感謝でいっぱいだよ…



涼介「 そうだ、Aさ、知念起こしといてくんね？朝飯俺作るから 」



あ「 分かった！」



起きた時一瞬 涼介くんに軽く抱き締められると



「 ……に……い 」ﾎﾞｿｯ



あ「 えっ？」



涼介「 何でもねーよ 」



涼介くんはくしゃっと私の頭を撫でては寝室を後にした。

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