私を誘拐するのは…？

村１の美少女 ページ36

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涼介side




A『 ねぇ何で涼介くん顔逸らすの？』


『 いっつもさ？顔逸らすと耳真っ赤だし…どっか体調悪いの？』



涼介「 っ…くそっ… 」



何だよコイツ…


鈍感にも程があんだろ…



A「 ｽｰ…ｽｰ… 」ﾆｺｯ



涼介「 っ！」



寝ながら笑ってるし…


てか無防備すぎんだよ


伊野ちゃんとめっちゃ近いし。



何でコイツの事ばっか考えてんだよ俺…


何で…いつも出てくんだよ…


頭の中にはいつもAが居る


笑ったA…


照れたA…


困ってるA…


泣いてるA…


知れば知るほど胸が苦しい


知れば知るほど離したくない


もう…どうしちゃったんだよ俺…


A「 ふぁ… ﾝﾝ… 」


と寝返りを打つと


俺の目の前にAの顔が。


涼介「 ！！？」


びっくりした…。


てかコイツ睫毛なが。肌しろ。髪なが。


…可愛いな…なんて思ったり。


…なんかムカつく。


何で俺がこいつだけにこんな悩まなきゃいけねぇんだよ


これ以上A見てると危ないので


( 色んな意味で )


俺はAの頬に優しく口付けすると


涼介「 …おやすみA 」


瞼を閉じた

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