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もしも･･･それが俺だったら？ ページ13
A「今でも好きなんだよね。その少年」
剣城「･･･もし」
A「もし？」
剣城「もし俺がその少年だったら、先輩は俺の事･･･好きになりましたか？」
僕は驚き、わたわたしてしまった。
A「えっ･･･、その少年が剣城くんだったら･･･？なわけないよ！だって剣城くんがその少年だったら、僕が気づいてるし」
すると剣城くんは、怒ったような泣きそうな。
あ、怒り剣城くん+泣き剣城くん=今の剣城くんかなぁ。
剣城「もう･･･良いです」
A「え？」
剣城「もう良いです！先輩のバーカ！」
A「ちょっ、剣城くん！？」
剣城くんは走って帰ってしまった。
A「あれ･･･？これ･･･」
剣城くんのスクールバッグじゃん！
僕は何らかの剣城くんが走って帰ってしまった原因が知りたくて、いつの間にか剣城くんのスクールバッグを開けていた。
見たのは剣城くんの生徒手帳の中。
A「あれ、これ･･･？」
そこに、生徒手帳にはいっていたのは、一枚の写真。
そこには･･･小さい頃の僕を慰めてくれた少年と、僕が映っていた。
A「なんで、これを剣城くんが･･･？」
答えは１つしか出てこない。
剣城くんが、この少年だから･･･ー？
A「あれっ？何で涙が･･･？あ、そうか」
この感情が･･･好き･･･？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
うわぁ･･･シリアスだなぁ･･･
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