ジミンくんを断れない。

40.隠し事[JN] ページ40

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JN side



今日は仕事終わりに久しぶりにAちゃんに会う。
予定よりも早く終わりそうだし、時間が経つたびにテンションも上がる一方。





JK「そういえばジミニヒョン、この間実家に帰ってたんですっけ？」





NJ「そうそう。なんか吹っ切れた顔してるよな。」





この間…って、いつだ。
Aちゃんも『実家に帰る』って帰ってたけど…
まさか、ね。
会ったりなんて、してないよね？
いや幼馴染だから会ってもおかしくないけど…
ダメだ。
考えない様にしよう！



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待ち合わせ場所に着くと、すでにAちゃんはいて




「…！！！！Aちゃん、髪切ったの！？」




『ジンさんお疲れ様です。…切っちゃいました！』




毛先を触りながら照れて言うAちゃんに愛しさが溢れて
さっきの不安なんて、嘘みたいに消えた。




「似合う！すっごい似合うよ！！」





『良かったぁ…嬉しいです！』




いますぐに抱きしめたいけど、家に行くまでの我慢って言い聞かせて車を走らせた。




「Aちゃん、今日はなんの…」





鳴り響くAちゃんのスマホの着信音ー




『わっ、すみません！！！』




同じタイミングで見た画面に映る




ージミンくん



の文字。
Aちゃんは、何事もなかった様に
俺に見られてないと思ってる様だけど
はっきり見えた以上…今日は、優しい俺でいれそうにない。



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