ジミンくんを断れない。

31.穴が空いた心[JM] ページ31

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JM side



「うざ。」




TH「まーた言ってる、もう何回目だよ。」





「あ、ごめん…つい。」





TH「だいたいさ、適当な女に手を出すからそうなるんだよ？同じアイドルでもBTSのジミンが相手だと思ったら女は、寄ってくるよ。」




Aと喧嘩した、あの日から一切連絡もなければ、会いもしていない。
少しずつぽっかり心に穴が空くばかりで、それを埋めるようにアイドルとか女優とか誘って遊ぶけど埋まるどころか空くばかり。




TH「Aちゃんの代わり、なんていないのジミンが一番わかってるでしょ。Aちゃんよりもジミンの方が好きって気持ち大きかったんだよ。」




後悔って、言葉しか浮かばない。
そして
Aがいないとダメな自分にやっと気付く。
今まで俺がいないとAは、ダメなんだって自分にもAにも言ってきた。




「…ジニヒョン、幸せそうだしな…」





TH「だよね〜なんか更にかっこよくなってるよ。ワールドハンサムも冗談じゃなくなってきてるし〜」




俺たちに言ったわけじゃないけど、暗黙の了解って雰囲気でジニヒョンに彼女がいて幸せな時間を過ごしてるってメンバーみんな思ってる。





「…悔しい。ジニヒョン見てたら、なんでって思ってしまう。自分が、俺が悪いのに…。」





A、会いたいよ。




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