ジミンくんを断れない。

20.お願い[JM] ページ20

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JM side



TH「ジミン、どうしたの」




ジニヒョンから
「ジミン、お前は何も知らない。Aちゃんは、もうジミンへの片想いを終わりにした。世界中の誰よりも近くて遠いジミンへの恋心をAちゃんは、諦めた。」
真っ直ぐ目を見つめて言われたって、テヒョンに話したら




TH「…俺、Aちゃんに会ったことないから、よくわかんないけどジミンは、どうして好きって言わないの？」




「…わかんない。勝手にAが俺から離れないって、ずっと思ってたから。Aは、俺以外に好きな人出来るわけないって思ってた。」





TH「ジミン、すごい自信だね…。」




「だって、Aは俺が好きで仕方ないって一緒にいたらわかるもん！！！」





ジニヒョンだけじゃない。
Aだって許さない。
なんでジニヒョンなの、なんでジニヒョンがAの彼氏なの。




TH「ジミン、きっとAちゃんと近くにいすぎたんだよ。気持ちを言わないままで大丈夫だってジミンだけじゃなくて、Aちゃんも思ってたんだよ。だから久しぶりに会うと余計にもどかしくて何も出来ないんじゃない？」




…、テヒョンの言う通りだ。
俺たちは、幼馴染という関係に甘えすぎて何も言えず何もできずにいる。



Aのファーストキスだって
その先のことだって、俺だけだと未だに思ってるくらい。
だから
お願い、俺から離れないで。



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