21.現在 ページ21
ym.side
いのちゃんはあれから少しずつ話せるようになって大学を卒業するころにはみんなと変わらないくらい話せるようになった。
俺も大学に行って、気付いたら卒業。
いのちゃんを巡って変なやつが絡んでくることもあったけど俺以外とケンカ強いからしっかり成敗しておいた。
二人とも別々の仕事に就いて、現在俺は29歳、いのちゃんは32歳。今でもラブラブ♡
山田『いのちゃん、だめ?』
伊野尾「可愛い顔してだめとか聞くな!」(卑怯だ!そもそもだめに決まってるでしょ。)
山田『だって〜絶対にだめって言うじゃん。』
伊野尾「そりゃだめに決まってるでしょ!し・ご・と・ちゅ・う!」(バカじゃないの!?)
山田『俺だって仕事帰りで疲れてるもん。もう1ヶ月もシてないんだよ?』
伊野尾「いい大人がそういうこと言わないの。」(もう29歳でしょうが。)
1ヶ月もお預けをくらってもう限界。はっきり言うと溜まってる。
山田『せめてキスを、』
伊野尾「許したらそれどころじゃなくなるでしょ。」(絶対に襲う。言い切れる。)
山田『いのちゃん本当に俺のこと好き?』
いのちゃんはもう、俺の事なんてどうでもいいの?
伊野尾「そりゃあ、好きだよ。」(好きじゃなきゃ同棲してないし//)
山田『じゃあなんで、』
伊野尾「だから仕事中って言ってるでしょ!w」(本当にバカ。)
こうなったら最終手段。
ギュッ
山田『慧、お願い。』
伊野尾「山田、んッ♡、、ぁッ、、、んぁッ♡」(一体何を!?)
山田『ね、いいでしょ?』
伊野尾「俺もシたいけど『慧、』もう!さっきから名前で呼ぶのやめてよ//」(心臓に悪い!)
山田『慧がシてくれないのが悪い。』
俺はもう限界を通り越してるのに、いのちゃんは大丈夫なの?
まさか浮気!?
伊野尾「俺ももう30代だよ?30過ぎたおっさんだよ?」(俺が32歳だって忘れたの?)
山田『もうちょっとで俺も30代だもん。』
伊野尾「でももう俺なんかでたたないでしょ。」(俺の事なんてもう、)
山田『今更何言ってるの?』
伊野尾「でももう自信ないし、」(30過ぎたしさすがにもう、)
山田『何が?いつでも可愛くてしょうがないのに?てかさっきからネガティブに考えるのやめて!』
いやこれ浮気じゃ無いな。
山田『また誰かに何か言われたんでしょ。』
伊野尾「だって、」
90人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:百折不撓(ひゃくせつふとう) x他1人 | 作成日時:2023年1月29日 16時