47 - あなたをずっと想ってる。- ページ47
Aside
ついに今日は、私とハニちゃんが付き合って1年。
行き先を知らないまま車に乗車。
いつも、ハニちゃんが運転してるの見ると
かっこよすぎて心臓が速くなる。
慣れないなぁ...。
1時間くらいのいつもは行かない道。
合ってるのか不安になるけど、
余裕の顔のハニちゃんが横にいるから
そのまま任せる。
そして......
JH「A、着いたぞ！」
「...え.........わぁ...！！」
私たちの目の前に広がる一面の花畑。
「......これ...ひまわりだ...。」
JH「...ん。......こっちはアネモネ。」
そこは、夏の暑さを忘れるほどの美しさ。
主な花はひまわりと、赤いアネモネだった。
「...綺麗...。ハニちゃん、すごいね...。」
JH「...ん。綺麗だな...。」
その美しさに見惚れていると、
後ろからハニちゃんの声。
JH「...A。」
「...ん？......なに？」
JH「...ひまわりの花言葉は...＿＿ 」
そしてハニちゃんは、私にキスをする。
『幼馴染み』という言葉は、
時には心地よく落ち着ける居場所。
だけど、近すぎて言えない本音もある。
愛情は、難しい。
すれちがいばかりでも、
待っているのはハッピーエンドかも知れないから。
『 ひまわりの花言葉は...
“ あなたをずっと想ってる。”
- 完 -
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作者名：もる。 | 作成日時：2019年3月31日 13時
