あなたをずっと想ってる。 (ページ27)

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Aside

ジョシュアさんを狙っていた女性社員さんからは

睨まれ、睨まれ、睨まれ、の毎日。

それでも特別な嫌がらせをしてくるわけでもなく。

騒がしかった部署内もそろそろ落ち着き。

そんなある日、ジョシュアさんにデートに誘われた。

日曜日に水族館。

王道だけど、きっと楽しい。

行く水族館を詳しくは知らされてないけど

別に大丈夫だと思っていた。

・

忙しく日々は過ぎ、、あっという間に日曜日。

JS「じゃあ、行こっか。」

「はい。」

素敵な笑顔を向けてくれる、この人と

私は幸せになればいいんだよね。

そんな少しの不安を感じたけど

気のせいだと思った。

隣のジョシュアさんを見れば安心できるから。

JS「...着いたよ！」

「......ここ...。」

私が来た水族館。

それは、見覚えのある場所だった。

ジョシュアさんを待たせるわけにもいかず

そのまま中へ。

ペンギンも見たしイルカショーも見た。

JS「あ、なんかいろいろ売ってるよ。」

「わぁほんとだ！かわいー！」

たくさんのキーホルダー。

あぁ....思い出したよ。

小さい頃、

この水族館で、私の買ったばかりのキーホルダーを奪ったの。

そんなことするの、

ハニちゃんだけ。

それを思い出して私は、なんでか泣きそうになった。

JS「..........。」