あなたをずっと想ってる。 (ページ15)

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Aside

ハニちゃんと話していると、突然食堂のドアが開いた。

「…ジョシュアさん！？」

私たちを見ている…ジョシュアさんがいた。

JS「ごめんね、お邪魔だったかな？」

ジョシュアさんと私は、上司と部下の関係。

ハニちゃんと話してる途中に来たのがジョシュアさんってことも

充分びっくりしたけど

もっとびっくりしたのが、ハニちゃんのひとこと。

JH「…ジョシュアじゃん！なんでここにいんだよ！！」

JS「やーちょっとね。ていうかジョンハンとAが一緒にいること

俺も結構「なんで？」って感じだけど。」

なんでか二人で親しげに話している。

「…ちょ、ちょっと？二人は知り合いなの？」

両方の顔を交互に見てそう聞くと

JH「あぁ、丁度同じくらいにこの会社に来たんだよな。」

JS「そうなんだ。ごめんね、驚いた？」

はいすごく…。

JS「…で？なんで二人で？」

今度はジョシュアさんが

私とハニちゃんの顔を交互に見て聞いてくる。

JH「やー、なんか久しぶりに会ってさ。偶然。な？」

最後の「な？」が私に向けられたことだと気付くのに

時間がかかってしまって、ジョシュアさんに怪しまれた。

「そ、そうなんです！偶然！別にそうゆう関係？じゃないんです！」

JS「…そっか。」

やっと話に一区切りつくと、ハニちゃんが口を開いた。

JH「あー、俺もう行くわ。」

「…え！？もう？」

JH「ん、ちょっと用事あってさ。じゃあな。」

「…また、ね…。」

ハニちゃんが食堂を出ていって、

ジョシュアさんとふたり、

妙な静けさが流れた。