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松田 side
ガヤガヤとうるさい金曜夜の居酒屋。
ここに至るまでは簡単。偶然仕事が早く終わった捜一の俺と班長。飲みに行こうという話になり、爆処の萩も誘えば空いてたから久しぶりに3人で飲むことになった。
金曜の混雑時、何とかギリギリ入れそうな店を探し、乾杯をしたのがつい先程。
「あ、そう言えば俺この間Aちゃんに会ったんだよね」
「そういえばAから聞いたな」
萩が急にAの話を始めると、「俺は会ったこともないぞ」とボヤく班長を萩がなだめ、話を続ける。
「それでさ、Aちゃんから聞いちゃったのよ、陣平ちゃんが甘すぎる〜って!」
「なんだそれ」
「いやー、陣平ちゃん最近Aちゃんに甘々なんでしょ」
「それはそうだな!捜一でも未だに話題だな、あの観覧車での事件のときの話は」
萩の言葉に「そんなことない」と言おうと思えば、班長に先を越される。
「まぁ、陣平ちゃんのことだから甘々と言うか、今まで本人に言えなかったこと伝えてるんでしょ、事件のことがあってから」
「なんでそんなわかんだよ」
まるで俺の心を読んだかのような答えに驚けば、「陣平ちゃんはわかりやすいからね〜」と笑う萩に少しイラッとする。
「でもAちゃんは、事件のお詫び的な感じで捉えてるぽいよ、無理させてるって思ってる感じだったよ」
先程とは別の意味で萩の言葉に驚く。
「んなわけねえよ。無理なんかしてねえ」
「だろうな、松田は俺らの前では可愛い可愛い元から言ってたしな」
そう言って笑う班長とそれに同意する萩。
「ただ、彼女が誤解してるのは、ちと厄介だな」
「Aがそんな風に思ってるなんて気づいてなかった。あの事件から、Aと居れるのが当たり前じゃないって思ったから思った時に伝えるようにしてたんだけどよ、班長はそういうのどうしてんだよ?」
警察学校時代からずっと付き合っている彼女がいる班長の意見を聞く。
「俺は、頻繁には可愛いとかは言えてねえなあ。でも、記念日とか大事な時にはちゃんと言葉にするようにはしてるぞ!この仕事してると急に仕事が入ったりでなかなか会えないこともあるから普段からの関わり方大事にしてるな!」
サラッとそういう班長に、今までまともに言葉にしてこれなかった自分を恨めしく思いつつ、サラッとそんなことが出来てる班長を素直にすごいと感じた。
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或 - ふひひひひ…ってにやけてしまうほど作品です!(気持ち悪くてすみません) (2022年5月30日 21時) (レス) @page20 id: 62feb543dd (このIDを非表示/違反報告)
みょん(プロフ) - ヨアさん» わー!コメントありがとうございます!嬉しいです(><)❤︎コナンになったことで事件増えるの面白いですね笑コナンになるタイミングで書かせて頂きたいと思います! (2022年5月14日 15時) (レス) id: 0e3a4d985c (このIDを非表示/違反報告)
ヨア - 更新楽しみにしてました!!リクエストなんですが、新一がコナンになったことでより増えた事件に陣平が疲れて限界来そうな所、夢主ちゃんが陣平を甘やかす(癒す)ようなものが読みたいです。これからも更新楽しみにしてます!! (2022年5月14日 11時) (レス) @page5 id: 3df9c04991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みょん | 作成日時:2022年5月6日 4時