13 ページ13
.
ー 『今日近所の公園に散歩に行ったらちょっとだけ桜が咲いてました!』
ー「え、もう?そろそろ春だね!」
ー『お花見したいなぁ…これ去年のやつですけど、この公園毎年綺麗なんですよ〜』
そんな文とともに添付された写真には
満開になった桜と澄み渡った青空、
そしてレイさんらしき横顔が写っていた。
それだけでグッと親近感が湧いてくる。
ー「すごい綺麗…俺もその公園に行ってみたいな。」
ー『ぜひ来てください^^ でも毎年人がすごいので大変ですよ!』
…
人目を気にせずに桜の下でのんびり出来たら
どんなに気持ちがいいだろう。
帽子とマスクとサングラスをつけて出掛けるのにはもう慣れたけど、そんなこともしなくて良かった頃が懐かしい。
純粋にお出かけを楽しめたらどんなに…
そもそもオフの日は前日の疲れでほとんど外出してないんだけど。
.
ー『私もうすぐ誕生なんです!』
ー「そうなんだ!盛大に祝うよ」
ー『本当に?笑笑 じゃあ1つわがまま言ってもいいですか?』
ー「何?できることなら何でもするよ」
なんだろう、とドキドキしながら送信すると
すぐに返事がきた。
.
.
.
ー『キムさんに会ってみたいです』
.
243人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:芙 | 作成日時:2019年2月18日 16時