無痛症系美少女の恋心*心が痛いと感じたの* (ページ4)

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反応ページ4

教室の前小さく息を吸い、吐く。
ガラリとドアを開けるといっせいに教室中の目が自分へと向いた。

「ご、御免なさいぃ・・・」

反射的に謝ってしまったが責める雰囲気ではないっぽい。

「Aちゃん！！もう大丈夫なのっ？」

「葵ちゃん・・・」

どうやら事情を聴いたらしい葵ちゃん。霧野が言ったのかな。
別にいいけど。・・・うん、いいんだけど。

「はいはい、そこまで！授業の途中でしょー？」

「ふぇ・・・。御免なさい」

クラスの皆は只の遅刻なのにどうしてだろ、って顔。なんだ、知らないのか。サッカー部の人だけに話してあるとか？

「それじゃぁ吹雪さん。席について」

「はぁい」

天馬の隣。目が会ったら笑ってくれた、太陽みたいだなぁ。

「制服、似合ってるっ」

「わ、ありがと」

先生に怒られなうようにそっと言ってくれた。
見せに来た身ですからね、褒めてくれてよかったと照れ隠し。授業中のAはとっても笑顔だったでしょう？