三章 ページ46
-You side-
『ん…。』
目が覚める
どうやらここは結界の中のようだ
私の四肢は無機質な椅子に括りつけられていて
身動きは取れそうにない。
ここはどこなのだろう
……っあ!
私、倉庫で気絶させられて!
急いでグルッペンの所に戻らないと!
…さて、
どう調理したものか……。
この結界は闇属性
そのせいで真っ暗だ
まぁ、私は「暗黒の加護」があるから
闇属性の結界や攻撃が効かないし
闇属性の魔法の効果が効かないんだけどね。
暗闇が晴れて辺りが見えるようになっても
ここがどこなのかよくわからないのだが……
…研究室、実験室かな?
薬品のにおいするし
特殊な床だな…汚れを直ぐに落とせる床だ。
そんなことを考えても意味ないな。
よし、闇属性に強い
光属性の精霊級魔法で結界ぶっ壊そう。
当たり前のように
無詠唱で精霊を付けて結界に魔法を放つ
『あれ…?結界が壊れない』
次の瞬間、
『…………っ//////!』
身体中に物凄い快楽がほとばしる
目がちかちかする
汗が止まらない
手足が痙攣する
酸素が足りない
身体中が熱い
意識が朦朧とする
『(これは、なんだ…?
薬らしきものは飲んでないし…)』
?「それはね、魔法を君への衝撃に変える魔法だよ」
どこからともなく
男が現れる
私はグルッペンの元へ即座に帰らなければならない
さっきのはほんの誤差だ、たまたまだ。
もう一度、意識を集中させる。
私より魔力の多い者はこの世に存在しない。
だから、
少々本気を出したこの魔法ならば
この結界はおろか、
あの男でさえひとたまりもなくなるであろう
魔力の純度を高め、
より濃く、強力なものへと仕上げていく
そして超強力な特大魔法を放つ。
.
.
.
.
今度はもっと強烈な快楽を浴び、
私は再び気を失った。
?「A……、そんな姿も可愛いよ♥」
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えもんが - 初コメ失礼します!応援してます!投稿も頑張ってください! (2023年3月19日 15時) (レス) id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
エモンガ - 初コメ失礼します!応援してます!投稿も頑張ってください! (2023年2月25日 16時) (レス) @page47 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
まこち(プロフ) - 初コメ失礼します🙇♀️続きが凄く気になります!!更新待ってます!! (2022年1月18日 20時) (レス) id: 2e33e63444 (このIDを非表示/違反報告)
めぃうゆ - コメ失礼します!とても好きです!今まであまり見てこなかった内容なので、とても楽しく読めました!無理せず更新頑張ってください!!応援してます! (2021年11月27日 20時) (レス) id: 76ee8eba35 (このIDを非表示/違反報告)
ロクロ - いや、ほんま、、、、。もう、ほんま、、、、、、。最高屋あああああああああああああああああああああああああああああ (2021年11月13日 22時) (レス) @page43 id: 315f44b475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2021年9月21日 19時