三章 ページ45
-em side-
話題が飛び交う客室。
私は静かな図書室も好きだが、明るく楽しいこの空間も好きだ。
ふと、ロボロさんが皆に話題を振った。
rbr「なぁなぁ、皆はさAちゃんのことどう思う？」
途端に、我々国幹部が少し静まる。
br「さあね〜あんまり知らないけど、いい子っぽかったよ。」
pkt「ね〜！可愛いし、上品だったけど
なんか抱えてそうだったよ。一触即発って感じ？」
rd「我々ださんはなんか心あたりある？」
……
os「最近、Aちゃんが突然倒れるようになっためう〜」
オスマンさん、声は明るいが目が少し暗い。本気で困っているようだ。
gr「突然倒れるんだ」
tn「わざとやろ(小声)」
事実、我々国幹部はかなりギスギスしている。
勿論、Aさんの事でだ。
私も最近はAさんを疑うようになってしまった。
何かがおかしい、何かが違うのに、何もすることが出来ない。
ドラゴンを召喚するに至った時の違和感とは
同じようで違うような不思議な感覚だ。
ch「なんか、おかしいかもしれんけど
最近、なんか変な感じせん？」
それを感じているのは私だけではないようです。
「わかります。なんか変な感じしますよね」
kn「俺も変な感じするわ」
kt「もっと具体的に変わった事とかある？」
tn「…、あっ！書類が思うように進まんくなってん！」
ht「お花の水やりを忘れちゃう事が多くなった」
nk「う〜〜ん。みんな記憶や脳に関係する異常を感じているんだね」
gr「どうしたものか…。」
途端に、
ドカッ！
zm「ハァ…ッハァ…、Aが、おらん…」
ダクトから出てきたゾムさんの一言にこの場が凍りつく
gr「それはどうゆう事だ？」
すかさずグルッペンさんが聞き返す
zm「この、城内に、Aが、おらん、の、や…」
余程急いでここに来たのか、
まだ息切れが続いており、途切れ途切れの息を紡ぐ。
syp「いやっ、でも！Aは逃げたりせえへん！」
rbr「最近体調悪いけど、
それでもAちゃんは偉い子やもん！」
必死になって反抗する二人。
tn「どーせ、スパイかなんかやったんや。
謎の病気で失踪したら、怪しまれへんもんな！」
kn「愛想つかして出て行ったんや。
気にするや事ないで。」
不愛想に吐き捨てる二人。
何かに気付いたのか
切り詰めた表情で白尾国のナカムが口を開く、
nk「もしかして、攫われたんじゃないですか。」
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えもんが - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年3月19日 15時) (
レス) id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
エモンガ - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年2月25日 16時) (レス) @page47 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
まこち(プロフ) - 初コメ失礼します🙇♀️続きが凄く気になります!!更新待ってます!! (2022年1月18日 20時) (レス) id: 2e33e63444 (このIDを非表示/違反報告)
めぃうゆ - コメ失礼します！とても好きです！今まであまり見てこなかった内容なので、とても楽しく読めました！無理せず更新頑張ってください！！応援してます！ (2021年11月27日 20時) (レス) id: 76ee8eba35 (このIDを非表示/違反報告)
ロクロ - いや、ほんま、、、、。もう、ほんま、、、、、、。最高屋あああああああああああああああああああああああああああああ (2021年11月13日 22時) (レス) @page43 id: 315f44b475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2021年9月21日 19時
