三章 ページ42
突然現れた黒い影が、暗殺者リーダーの首を掻っ切る。
そのリーダーの首は吹っ飛び、何も言わなくなった。
目の前で行われた事が理解できず、呆然と立ち尽くしている暗殺者たち。
我々国幹部達も驚いている
『私たちの総統閣下を、呼び捨てにするなーーーー!!!」
リーダーの生首に向かって叫ぶ少女
緊張した時こそおちゃらけて
どうでもいいことに固執する
今の言葉でいつもの”ドラゴンちゃん”に落ち着きを取り戻した我々。
『グルッペンへの無礼、死んで償いなさい♪』
軽く透き通った声だが、幹部達の心に火をつけるには十分なものだった。
…
5分程経った頃だろうか、食堂は血の海になり足元には無残な死体が転がっていた。
少女が、最後の一人をひっ捕らえる。
ガクガクと震えているその隊員は、魔術によって眠らされた。
『はい、拷問用です。』
os「はーい、ありがとう。」
そういったメイド姿の少女と、オスマンの服は血まみれだ
勿論、返り血だけど。
zm「ありがとうな、助けてくれて」
ut「来てくれなかったら死んでたかも。」
ni「ねえ、なんで助けにこれたの?」
もっともだ。
なんせ、サプライズの為に少し遠い更衣室で待っててと言っていたのだ。
その質問に、彼女は微笑みながら
『なんか、行かなかったら後悔すると思ったの』
何とも言えぬ表情で告げた少女
本人にもよくわかっていないようだ。
gr「すまない、私が気を抜いたからこんなことになってしまった。」
『大丈夫だよ。みんな無事だし』
os「こんな最強のメイドがいたら、我々国は安泰やね〜!」
gr/ni/pe「「「あっ」」」
本題を思い出した三人。
メイドにするという事を伝えると、様々な反応が見られた。
ch「じゃあ、グルッペンさんは安全ですね」
os「え…、男だと思ってた」
rbr「じょ、女性や……////」
三者三様、とはこのことを言うんだろうか。
安心する者、驚愕する者、緊張する者と分かれた。
gr「まあ、名前を付けないといけないな」
os「どうする?なんかいい名前ある?」
sha「うーーん。」
ht「A。」
kn「え?」
ht「Aちゃんってどう?」
『いいね!気に入ったよ!!!』
gr「これから、幹部護衛、兼幹部メイドとして、よろしくな、A。」
『はい!』
ここからドラゴンメイドの物語がはじまるのであった。
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えもんが - 初コメ失礼します!応援してます!投稿も頑張ってください! (2023年3月19日 15時) (レス) id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
エモンガ - 初コメ失礼します!応援してます!投稿も頑張ってください! (2023年2月25日 16時) (レス) @page47 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
まこち(プロフ) - 初コメ失礼します🙇♀️続きが凄く気になります!!更新待ってます!! (2022年1月18日 20時) (レス) id: 2e33e63444 (このIDを非表示/違反報告)
めぃうゆ - コメ失礼します!とても好きです!今まであまり見てこなかった内容なので、とても楽しく読めました!無理せず更新頑張ってください!!応援してます! (2021年11月27日 20時) (レス) id: 76ee8eba35 (このIDを非表示/違反報告)
ロクロ - いや、ほんま、、、、。もう、ほんま、、、、、、。最高屋あああああああああああああああああああああああああああああ (2021年11月13日 22時) (レス) @page43 id: 315f44b475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2021年9月21日 19時