【d!】転生したら、最強の使い魔でした。【軍パロ】

三章ーメイド ページ40

-No side-

『ふう……』

時刻は午前６時３０分
生温い風が少女の頬を撫でる


『ぺ神さん、終わりました』

pe「オッケー。入るね。」


しんぺい神が少女の私室に入る。


pe「おお、綺麗じゃん。
　 めっちゃ似合うよ。」

『いえいえ、そんな。』

pe「皆、どんな反応するかなぁ。」

『そうですね、きっと大丈夫ですよ……。』


そういった少女の手は、微かに震えていた。
口では大きなことを言う癖に、実は心にそこまでの余裕はない。

もう召喚から四か月
ある程度はその人の事が分かってくるものだ


pe「拒絶や罵声は無いよ。俺が保証する。」

『知ってはいるんですけど、理解してくれなくて…。
　ダメですね、兵器なのに…。こんなことで。』

ni「兵器じゃないよ、立派な仲間だ。」


どこからか兄さんが現れた
少女の肩をそっと叩く


ni「君は強いよ。大丈夫」

『っ、はい！
　お陰で、ちょっと元気になりました！』


まだ眉が下がったままの少女。
不安というのは部外者がそう簡単に共感していいものじゃない
どんな事を言ったって、気休めにしか聞こえない。

でも、手の震えは止まっていた。


gr「折角だから、ドッキリするか？」


ドアにもたれかかった総統。


『いいですね。そっちの方が楽しいかも！』

pe「いいじゃん、やろう！」

ni「本人がいいなら…、いいかな。」

『どんな風に登場したら良いんですか？』

gr「あのな…、食堂に入る時私たちが…………





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