【d!】転生したら、最強の使い魔でした。【軍パロ】

二章 ページ29

-You side-

今日は、魔法と魔力に関するお勉強。

特別講師として、
お仕事の合間にオスマンさんとエーミールさんが来てくれた。

総統室に張った結界の中には、
私と、オスマンさん、エーミールさん、あとグルッペンが入っている。


今は基礎を教えてもらっている。

os「いい？人にはね、
　 得意な魔法のタイプと、苦手な魔法のタイプががあるめう。
　 タイプは全部で八種類あるんやけど、大体一人、一つずつ持ってるめう〜。

　 それは遺伝とか、経験とか、努力とかで決まってくるんやけどね〜。」


em「得意なタイプと苦手なタイプで消費する魔力の量が変わってくるんです。

　 例えば、私は火と、光の魔法を得意とするのですが
　 火の球を作ると…。」


エーミールさんは、綺麗な青い炎をつくった。

エーミールさんの魔力は、100程減っている。



em「では、苦手な水の魔法をやってみましょう。」


綺麗な水のまとまりができた。

魔力は…、成程、500程減っている。


os「こんな感じで、
　 魔力の消費量は、得意と不得意で約五倍の差が出るめう〜。」

『そういえば、皆さんはどのタイプを得意とするんですか？』

os「俺は、火、草、風だよ〜。」

em「私は、先程も言った通り、火と光です。」

『あれ？殆どの人は得意なタイプは一つしか持ってないんじゃ？』

gr「ああ、そうなんだが、
　 この軍の幹部は全員、二つ以上持っているんだゾ。」

em「三強の方々は三つ以上ですね。」


いや、すごすぎん？


『あ、総統さんは？』

gr「…光以外だゾ。」

『え!すご。七種類!?』

gr「違うんだゾ！光だけはいくら練習しても得意にならないんだゾ！」

em「七種類も十分凄いと思うんですけどねぇ…。」

os「思考が邪悪やからね…w」

gr「でも、それ以上に戦争が好きだ！」

『あ、出た。やばい人だ。』

em「警察呼びましょうか…w」

os「もしもし、ポリスメン？」

『それ、別のやつw』


gr「甘い物が食べたいゾ！」

os「あれ？もう充電切れ？」

em「今日は書類が多くて、休憩は紅茶だけでしたもんね。」

『把握してんだ…。』

os「よく抜けだすもんね。」

em「図書室に遊びにきたんですよ。」

gr「書類いやや〜。」

『あ、関西弁でた。』

gr「普段は封印している。」

os「疲れたもんね〜。」

『出よっか』

em「出ましょう」


私は結界をとき、
みんなで総統室をでた。

朝食はみんなで食べるが、
昼食と夕食は別々に食べる。

お仕事が忙しいかららしい。

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