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〜片岡〜
Aが半ば無理やり家に押しかけて来た時、正直追い返したかった
知らん間柄でもなければ他人というわけでもない
強いて言えば問題があるとすれば俺だ
姪でも生徒でもなく、一人の女としてAを見ている
俺が、人気のない密室で二人きりなど理性が保てるか自信がなかった
制服を見慣れているせいか私服が新鮮だな
夏の暑さを物語る涼しげなワンピース
野球部のマネージャーの割に日焼けしていない白い肌
Aが幼い頃から見ているからか、A自身の隠したいであろう想いに気付いてしまった
｢冷蔵庫に何もないですね｣
片岡｢買いに行く予定だったんだ｣
人の家に来てすぐに冷蔵庫を開ける非常識な人間ではなかったはずだが
借りてきた猫のように大人しく正座で座った
今日は稲実の練習試合のDVDを見ようと思っていたが、Aがいるならまた今度にするか
本人は頑張っているようだが、野球に興味がないのかあまりルールを覚えていない
今は3年がいるからいいのだが、来年にはその頭の中に叩き込んでやるつもりだ
目的がないまま来たAはすることもなく部屋の中をキョロキョロと見渡す
ほんと何しに来たんだこいつ
お茶を飲む姿に少しばかり理性が切れそうになった
実の姪に抱く感情でないと分かっていても、俺の中に芽生えたモノは消えない
行動の一つ一つを可愛いと思ってしまうほど想いは重症化している
さすがに告白なんて出来るわけもない
高校生というのもあるが、自分の想いに気付いていないAに伝えたところで混乱を招くのは目に見えている
Aは教科書を開いて勉強を見ろとせがんでくる
何かしていたほうが俺も気が紛れていい
そう思っていたら突然Aが膝の上に乗ってきた
こんな状況で勉強に集中出来るわけがない
Aはもう子供じゃない
それを嫌というほど実感してしまう
｢私と野球なら……どっちが好き？｣
片岡｢は……？｣
予想だにしていなかったAからの意外すぎる質問になんともマヌケな返しをしてしまった
俺が分かっていなかっただけでAはちゃんと成長していて、自分の想いにも気付いて向き合っている
片岡｢そんなの比べられるわけないだろ｣
｢で、ですよね！！｣
最初から一番だと思っているAと順位をつけるなんてバカバカしい
俺が純粋に好きなのはAだけだ
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まゆ(プロフ) - マリイさん» うーん……。持病……ですか。頑張ってみます！！ (2020年12月23日 15時) (
レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 丹波さんのくしゃみしてるの可愛い 丹波さんの慢性鼻炎が持病になったのも見てみたいです (2020年12月22日 16時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - Ωさん» わかりました。作るのに時間ください！ (2020年12月13日 23時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
Ω - ↓の続きです に寝る前に保湿ティッシュ置いてあげてる (2020年12月13日 23時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
Ω - 最高です もう１つリクで丹波君と付き合ってて丹波君が慢性鼻炎になって症状がくしゃみ鼻水鼻詰まりで夢主が心配して添い寝してるの見たいです(くしゃみ連発してたりくしゃみ出そうで出なくなってる)夢主が寝てる時も隣で丹波君がくしゃみして夢主が起きる丹波君の近く (2020年12月13日 23時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2019年5月2日 0時
