Vain Love35 ページ37
崇裕「さぁ、なにしましょうか」
そう言いながら、
崇裕さんは伸びをした。
私は何をしていいかわからないまま、
ただ何処か一点を見つめていた。
崇裕「あ、そーや……。
Aさえ良かったら、何か作るで?」
『えっ、』
崇裕「あ、いや、その
本当に簡単なのしか出来ひんけど、
それでもええなら、作ろかなって……。」
崇裕さんって、料理出来るんだ。
本当に何でも出来ちゃうんだなぁ。
『……私も、私も一緒に作りたい、
、、です』
崇裕「そう?
じゃあ、一緒に作ろうや。」
崇裕さんは、まだ抜けきらない
私の敬語には触れずに、
エプロンを笑って渡してきた。
『崇裕さんって、
料理出来たんですね。』
崇裕「まぁ、一人暮らし長いから、
それなりにはなぁ。」
私が洗った野菜を、
包丁で切りながらそう言った。
崇裕「…………痛っ、」
『えっ、ちょ、大丈夫ですか!?』
崇裕「……大丈夫やで。少し切っただけやし。」
『大丈夫じゃないですよ。
ほんの少しでも傷に菌が入ったら、
良くないから、、、
1回止めて、手当しましょ?
消毒液と絆創膏ありますか?』
職業柄、手を怪我したら、
ちゃんと手当しないと思ってしまった。
『少し染みるけど、
我慢してね。』
切り傷に少しずつ、
消毒液をかける。
崇裕「……やっぱ慣れんことしたら、
あかんなぁ。」
そう言って苦笑いを浮かべた。
崇裕「あんなこと言ったけど、
本当はあんま料理せぇへんねん。
でも、Aが寂しそうな顔して
ずっと俯いてるから、
少しでも俺の何かで笑顔に出来ひんかなって。
そう思って……。」
『崇裕……。』
崇裕「俺、こうやって
空回ってしまうから。
ほんまにごめんな?」
崇裕に、こんな顔をさせてしまった。
そんな自分がどうしても嫌だった。
━━━
お久しぶりです。こんばんは。
長らく更新していませんでした。
気が向いたので、書いてみました。
これからも気が向いたらになってしまいますが、
どうか、作品を愛していただけると、
嬉しい限りです。
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★小濱亜子☆(プロフ) - 日奈子さん» コメントありがとう笑。そないイケメンに書けとるかな…笑。頑張るわぁ… (2016年12月28日 11時) (レス) id: 3d62932d8c (このIDを非表示/違反報告)
日奈子(プロフ) - 崇裕さあああああん(( はい、ごめんなさい。()読んだよ!…あ、誰かわかるかな、?笑ひなこでっす、!やばいね、うん。崇裕さんイケメンすぎな。←更新がんばって、!楽しみにしてる! (2016年12月27日 19時) (レス) id: 9270aa361a (このIDを非表示/違反報告)
諸星 茜☆羅歌月@緑ジャニスト崇拝中(プロフ) - ★小濱亜子☆さん» いえいえ!!こちらこそ、私のを載せてくださり、ありがとうございます!! (2016年11月26日 10時) (レス) id: dd2fa960e2 (このIDを非表示/違反報告)
★小濱亜子☆(プロフ) - 諸星 茜☆羅歌月@緑ジャニスト崇拝中さん» ありがとうございました!作品載させていただきました。本当ありがとうございました! (2016年11月26日 1時) (レス) id: 3d62932d8c (このIDを非表示/違反報告)
諸星 茜☆羅歌月@緑ジャニスト崇拝中(プロフ) - ★小濱亜子☆さん» いやいや!とにかくなんとかできたので来てください!! (2016年11月25日 20時) (レス) id: a7232d3a98 (このIDを非表示/違反報告)
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