ユウガオ【濱田】

Vain Love２２ ページ22

崇裕さんとの時間は、いつの間にか過ぎている









ただ一緒にご飯を食べたり、ただ一緒に話したりしてるだけなのに……









崇裕「そろそろ、帰りますか？

もう、２時ですし。」









『あっ！ごめんなさいっ！

私すっかり夢中になってしまって……』









崇裕「あ、大丈夫ですよ？

Aさん、楽しそうにしてるし、それを俺も邪魔したくないんで」








崇裕さんは、どこまでも余裕のある大人みたい。








『いえ、本当ごめんなさい。


……じゃあ、そろそろ帰りますか……』









なんで、こんなにも名残惜しく感じちゃうのかな……









崇裕「そんな顔せんでも、また会えますよ？


俺たち付き………合ってはないですね…苦笑」









そっちこそ、そんな顔しないで……









私、また貴方のことを苦しめることしたくなるから……









離れたくないって。そう思っちゃうから……

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