冬(ybin hk) ページ41
八乙女side
ねぇ、いのちゃん。
あなたの瞳は何を見てるの?
伸ばした手の先に何を求めてるの?
………なんて、分かりきったこと聞けやしないけど。
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最近一段と寒くなった。
ついこの前まで夏で暑くて溶けそうだったのに。
あっという間に冬になってしまう
冬は、苦手だ。
大切な君が、どこかに行ってしまいそうだから
「今日は鍋にすっかな」
君だけじゃなくて、君の大好きなアイツまでさらって行った冬が憎い。
「ご飯も炊かなきゃ」
だけど、そんなことなんてお構い無しに冬はやってくる。
寒くて、寒くて、それ以上に苦しい。
「やば、もうこんな時間じゃん。」
それなのに、どうしてこんなにも普通に生きていけているんだろう。
自分だけ、前に進んでいる気がして
それが逆に置いていかれているような気がして
怖いはずなのに
無視するしかなくて
そんな自分に嫌気がさす
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いのてん(プロフ) - 更新とても嬉しいです!!甘々なのお話大好きなのでもっと読みたいくらいです笑ゆっくりでいいですし、いつまでも待ってるのでまた更新お待ちしておりますね(^ ^) (2019年8月16日 7時) (レス) id: 0789ee6158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琳 | 作成日時:2019年1月23日 10時