ナイショのオハナシ(ybin) ページ38
伊野尾side
「なあ、いのちゃんと薮って喧嘩したの?」
「……はい?」
毎週土曜日恒例の光とのラジオの後。
楽屋に戻ってダラダラしてたらいきなりの質問。
「いや、昔もっと距離近かったって言うか、距離感バカだったけどこの2,3年?なんかぎこちなくない?」
「いや、そんなことないと思うけど…」
「あ、別に2人ともいい歳した大人だから別に干渉する気はないけど、なんか気になったから」
「そう、、」
というか今更ですか、光さん。
薮と距離を置くようになってすぐあの大ちゃんに同じようなこと聞かれたよ?
喧嘩したっていうのはハズレだけど距離を取ったのは当たり。
まあ、それにはいろいろ訳があるんだけど…
「よし、ご飯行かね?」
「あー、ごめん。この後約束あるから」
「今週もかよ!ま、いいけどさ。そろそろ俺にも付き合ってくれねぇと拗ねるぞ笑」
「わりぃ。てか、前もって誘ってって毎週言ってるよね、、?」
「……てへ。ま、また次の仕事で!」
「はいはい」
そしてこのやり取りも毎週お決まり。
最近は特に俺の付き合いが悪いから光もしつこい。
相変わらずセンスのないキャップを被りなおした光の背中を見送って、帰る準備を始めた。
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いのてん(プロフ) - 更新とても嬉しいです!!甘々なのお話大好きなのでもっと読みたいくらいです笑ゆっくりでいいですし、いつまでも待ってるのでまた更新お待ちしておりますね(^ ^) (2019年8月16日 7時) (レス) id: 0789ee6158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琳 | 作成日時:2019年1月23日 10時