命短シ恋セヨ少年(ybhkin←yt) ページ28
中島side
「あっ、……!」
「ほぁ……、いてて、、」
「ご、ごめんなさい!!」
高校生になって早半年。
入学式の時に舞っていた桜はすっかり姿を消して、ちらほら枯れ葉が見えるようになった。
季節の変わり目は景色もガラリと変わって趣味であるカメラに収めるのがとても楽しい。
だから、今度はどこを撮ろうかとキョロキョロして前を見ずに歩いてたら前から来た大量のノートを持った人に気付かずぶつかってしまったのだ。
「大丈夫ですか!?」
しかも上履きの色は青色。
青色は3年生の色。俺たち1年は黄色。
………まずい、先輩とぶつかって持ってたノートを散らばしたとかシメられる!!
「あ、あの!ほんとすいません!怪我ないですか!?」
俺はこの時怪我をさせてしまったかもしれないということしか考えられなくて、体しか見てなかった。
「んぅ、だいじょーぶだよ。おれも前見えてなかったし、お互い様!ねっ!」
その優しい声にほっとして顔を上げた瞬間時が止まった気がした。
なにこれ、こんな可愛い人いたんだ……
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いのてん(プロフ) - 更新とても嬉しいです!!甘々なのお話大好きなのでもっと読みたいくらいです笑ゆっくりでいいですし、いつまでも待ってるのでまた更新お待ちしておりますね(^ ^) (2019年8月16日 7時) (レス) id: 0789ee6158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琳 | 作成日時:2019年1月23日 10時