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薮side
カラオケに行って、受付を済ましてドリンクバーでそれぞれジュースを入れて部屋に入って。
その間ずっと伊野尾はキョロキョロしてて、きっとカラオケ初めてなんだな〜、可愛いな〜って。
「いのちゃん良かったね!薮ちゃんも高木も超歌上手いから!!」
「ちょっと、有岡くんやめてよ……」
そんなやりとりをふわふわと見つめる伊野尾はとてつもなく可愛い。
あれ、俺今日可愛いしか言ってなくね?
「いのちゃん見てニヤニヤすんな。きもい」
「辛辣」
まあ一悶着あったけどみんなで歌って騒いで、伊野尾もちゃんと楽しんでた。
そろそろラスト1曲って時だった。
「あっ、……あの、さ、…」
緊張してんのかなんなのか初っ端声が裏返るのも愛おしい。
「どうしたの、伊野尾くん」
「あの、ね…おれ、」
もじもじ、うじうじ
今までならこういうタイプの人間は苦手だったはずなのに。
伊野尾と出会ってからそんなことを思うことが無くなった。伊野尾だからなのかなんなのかわかんねぇけど。
でも、いつもと違う感じがして。
こっちもこれから発せられるであろう言葉に身構えた。
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いのてん(プロフ) - 更新とても嬉しいです!!甘々なのお話大好きなのでもっと読みたいくらいです笑ゆっくりでいいですし、いつまでも待ってるのでまた更新お待ちしておりますね(^ ^) (2019年8月16日 7時) (レス) id: 0789ee6158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琳 | 作成日時:2019年1月23日 10時