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薮side



中学から一緒だった大ちゃん、高木、光。


なぜか高校もクラスも一緒で。



また、この4人でつるむのか…なんて考えながら受けた初めてのHR。

全て終わった瞬間少し離れた席から走ってくる大ちゃんを見て前の席の光が「小学生……」と呟いた。




「っ、ねぇねぇねぇ!!」


「もう、なに大ちゃん。そんな大っきい声出さなくても聞こえるから」


「あのさ、俺の後ろの席の伊野尾くんって子ちょーーー可愛いの!」


「いや、男でしょ。有岡くんの後ろって」


「そうなんだけどさ!もう顔めっちゃ綺麗だし可愛い!二重幅も涙袋もくっきりで、目もタレ目でとろんとしてて、唇ぷるぷる!んで、色白!」



めちゃくちゃ興奮する大ちゃんの話を聞いて興味がわいたのは俺だけじゃないみたいで。



「へぇ…」


「それだけ聞いてたら女の子みたい」


「いや、まじで女子かと思った」



自分で言うのもあれだけど、中学の時もこの4人でつるんで、きゃーきゃー言われてた。


言ってしまえばこの4人は顔面偏差値というものが高いのだ。

だから、正直周りから浮いて見える。
でもそんな俺たちの中にいる大ちゃんがこんなに人を見て興奮してるのだから、よっぽどだ。





「あっ!伊野尾くん!!また明日ね〜!!」



色々考えてたら大ちゃんのでっかい声ではっとして、大ちゃんの視線の方を見ると

一瞬ビクッとして、キョロキョロしてそれから手を振る大ちゃんを見つけて、少し顔を赤くして胸の前でしおらしく控えめに手を振る男の子がいた。


それが伊野尾だった。



そして俺たちの考えてる事は同じだったようで





「「「「可愛い…」」」」

*→←溢れて、零れる(BESTin)



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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 伊野尾慧   
作品ジャンル:タレント
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いのてん(プロフ) - 更新とても嬉しいです!!甘々なのお話大好きなのでもっと読みたいくらいです笑ゆっくりでいいですし、いつまでも待ってるのでまた更新お待ちしておりますね(^ ^) (2019年8月16日 7時) (レス) id: 0789ee6158 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年1月23日 10時

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