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日本に着いて新しい家に荷物を置いてすぐに家を出た。
「A〜!」
『華ちゃん!』
幼馴染で親友の華ちゃん。
「久しぶり!」
『元気にしてた?』
「もちろん!韓国にいる間は忙しかったみたいね」
『え?』
「知ってるんだよ?BTSのVictoriaだって」
騒がしい人混みでかき消された華ちゃんの一言。
『知ってたの!?』
「うん!でも安心して。誰にも言ってないから」
『ありがとう』
「A!帽子かぶっててよ」
『なんで?』
「BTSは日本でも有名なんだから」
近くの可愛らしいお店で華ちゃんが帽子を手に持つ。
「うん!似合う」
『本当?』
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華ちゃんが買ってくれた帽子を被って原宿を走り回る。
雑貨屋さんでお揃いのアクセサリーを買って、
輸入店でおすすめ韓国コスメを華ちゃんに進めたり、
お互いの好きなブランドで洋服を選びあったり、
久しぶりに友達と出かけて凄く幸せだ。
休もうと近くのカフェに入る。
二人向き合って離れていた間の話をする。
「韓国での生活、どうだった?」
『最初は大変だったよ〜!
言葉はわからないし…』
韓国でのはじめの生活を思い出しながら華ちゃんに話す。
辛いことも、
楽しいことも、
泣いたことも、
嬉しいことも、
全部の感情のそばには、いつもオッパ達がいた。
「A…?」
気づいた時には涙が流れていた。
『はっはは、最近涙腺が緩くてさ…』
「寂しいんだ」
『え…?』
「後悔してるんじゃない?」
『…してるよ。今にでも兄達に会いたい。
でも決めたんだ。帰るって』
「いっぱいお出かけしよ!そしたら泣く暇もないよ」
私の両手を優しく包む様に握りしめる華ちゃん。
『ありがとう、華ちゃん』
今後二人でどこに行こうかと楽しく話していると、
ピロン
ピロン
ピロン
ピロン
『「…」』
ピロン
ピロン
「ぶふっw」
オッパ達から連続でLINEが来ました。
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黄金マンネペン - むっちゃ号泣しました((泣 ホンマに面白かったです!これからも頑張ってください。 (2019年6月27日 20時) (レス) id: d815984773 (このIDを非表示/違反報告)
かま(プロフ) - 最後悲しすぎて号泣!最高におもしろかったです!メンバーけいの作品、また作ってください!! (2018年4月24日 19時) (レス) id: 32726e8c14 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - ゆうなさん» わぁー、同じ名前!喜。ありがとうございます!次の作品も気に入って頂けるよう頑張ります! (2018年2月27日 21時) (レス) id: 85360fbb35 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - 小説完結おめでとうございます!!このお話大好きです!ゆうなさん!これからも頑張ってください!次のお話も期待してます☆" (2018年2月27日 17時) (レス) id: de7933d107 (このIDを非表示/違反報告)
あかり、 - いいところで終わったー (2018年2月21日 21時) (レス) id: d6bb2c4b70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b115645c0f1/
作成日時:2018年1月12日 16時