私のオッパ達【BTS】-8- 完

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『他の人には言わないでね』
















海で話したあの日。







Aの考えを聞いた。










『辞めようと思う』











短くとも重い言葉だった。
















「はぁ…」









自分の作業室でため息が零れる。















「俺はどうしたら良いんだよー！」


















Aの口から「誰にも言わないで」と言われた以上、ヒョンにもナムジュンにも話せない。
















Aの考えを変える方法はある？







いや、Aは頑固だ。


自分が決めたことは、自分が納得するまで考えるはずだ。







どうすれば…












でも、Aの顔を見ていればわかる。




















「Aはまだ迷ってる」















結局自分はどうしたら良いのか分からず、何も出来ないまま１日が過ぎていった。
















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『〜♪』






BTS「…」








あれから数日後。



Aが鼻歌を歌いながらキッチンで料理をしていた。












JM「A、機嫌がいいね」



TH「いいことがあったのかな？」









『〜♪』











エプロン姿に陽気なAが不思議で仕方ない僕達。


















JN「A、何かあった？」






BTS-JN「!?」









空気の読めないジニヒョンがAに問いかけた。









『ん？別に無いよ？』









と言いながらもニコニコしているA。











JN「本当に〜？」










怪しい〜。とAの頬をつつくジニヒョン。









本当に、Aに何があったんだろ？
















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