盗賊トリッパーが米花町で好き勝手！？

7.＿＿濡れ衣はうぜえって ページ7

主人公sid



新一「そして、Aの後ろの列に座っていた被害者の黒ずくめDとE。」


まぁみたからにしちゃジンとか私が怪しいよな。殺されても顔色一つ変えないようにしてる私も悪いけど

私が泣いている女を見下ろすようにみていると、急にジンが話した


ジン「おい、早くしてくれ‼オレ達ゃ探偵ゴッコに付き合っているヒマはないんだぜ‥‥」

「‥‥」


私もジンを肯定するように新一を見た。するとゴクリと唾を飲み込む音が聞こえ、緊張していることがわかった。ちょっと楽しいわ、これたまに新一にやろ


新一「(なんだ、こいつとAの凍りつくような目は‼平気で何人も殺してきたような目だ！こ、こいつらは一体⁉)」

「(まぁクロロは人を殺しまくってかんねー)」←


もう直ぐかな？私が犯人だって騒ぎ立てられるの。この状態で私はどう反応すればいいか考えていると、私の鞄を漁っていた警官が叫んだ


「警部‼この男性の鞄からこんな物が‼」

「‥‥知らんな、そんな物。」


やっぱり匂わせがいいよねー♪犯人に見せかけて、実は別の人が犯人！最高だわ

やっぱり、クロロの本質は出るものだ

このピンチな状況がどうしようもなく楽しい、追い詰められて逆転する未来が楽しい。そして、たかが1人(・・・・・)殺されただけで騒ぎ立てる野次馬が煩い


「あ、貴方。なんで殺したのよ‥‥」

「はぁ？笑えるな。アンタが殺したんだろ、泣く必要なんてあるのか？たかが1人死んだだけで‥‥」


私は今度は笑顔で言う、ただそれだけでみんなは顔を青白く染める、それが楽しくてまた笑顔になる。あぁ愉快だ、刑事ともあろう者が簡単なトリックに意図も容易く騙され、別のヤツを逮捕する


「日本の刑事もヘッポコの集まりだな」ﾎﾞｿ

目暮「その男性を容疑者として連れて行け‼」

「頭使えよ、警部殿。凶器はその刃物、簡単に首の骨を斬れるか？それに俺とコイツは初対面だ。殺す動機もないだろう？」

新一「待ってください、警部‥‥犯人はその人じゃありません。犯人は‥‥貴方だっ‼」


原作のシナリオ通り、女が逮捕された。私はやりたい事があるのに、結構時間食ったな‥‥まぁ後で見つければいいか

施設に向かって歩いて行った。するとそこには小さくなった新一が一生懸命先程起きた事を話していた。まぁ警察には小学生の戯言で済まされているがな。私は中に入り、新一をいつもの表情で掴み上げた


「はぁ、どこ行ってたんだ、探したぞ」

新一「えっ」

8.＿＿お預かり〜→←6.＿＿久しぶりぃ(^O^)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す