盗賊トリッパーが米花町で好き勝手！？

21.＿＿試したいな♪いっぱいで吐きたい♪ ページ21

主人公sid



夜に目が醒める(さめる)

体には念が漲る、多分、これで傷は全部消えるかな。でも痕は残りそうだ

私は1番重症な脇腹に手を当て、力を込める

すると、ポゥと優しく光を放ち、徐々に傷が癒えた



「っく、痛いものは痛いな‥‥あれ？傷痕消えない」



まさか、念能力のデメリットが傷痕を綺麗に消せない事とは‥‥全くもって知らなかったな‥



「怪我、しないようにしよ‥‥」



これこそは神に誓ったね

てか、体力不足かな？少し念を使っただけで眠くなってくる

私は全部治し終わった後、ボフッと枕に倒れ込み、そのまま体を布団に任せた

それから記憶はない





「ふぁあーっ〜〜〜〜」



周りを見渡すとまだ暗く、誰も起きてはいなかった
今の時刻は‥‥

5時30分

‥なるほど、もうすぐ6時か。ならもう活動するか



私はサンドイッチを作った。博士のためを考えてカロリーと糖質を少なめにね

あ、でも無理に減らしすぎると良くないから少しづつにしよう。体に悪いからね

私が丁度サンドイッチを作り終わってコーヒーを入れている時、阿笠博士が起きてきた



「お早う御座います。朝食はできていますよ。珈琲が冷めない内に頂きましょう？」

阿笠「A君！？怪我は平気なのかね！？」

「えぇ、お陰で。あ、俺はもう朝食を食べ終わってしまったので、不躾ながらお邪魔させていただきます」

阿笠「そ、そんな丁寧にいいんじゃよ、敬語は無しにせんか？」

「無し‥‥こ、これで、いいのか？尊敬してる、博士に、俺がタメ‥‥」

阿笠「お隣さんじゃし、いいんじゃよ！」



や、やっさしーーー！！

尊敬する阿笠博士にタメって、なんて、なんて私は幸せ者なんだっ‥‥！！

私は阿笠邸をでた後、神様からもらった自分の家に帰った

工藤邸程ではないが、私の家も随分大きいのだ。三回建てに地下室‥‥改めて思うと凄い所に住んでいるな



「はぁーーっ、ただいまぁ‥‥身体中が痛いよ‥」

？「当たり前だろ、無茶するから‥‥」

？「本当だよなー、危なっかしいったら」

？「次何かしたらマジで許さねぇぞ」

？「痛いのか？鎮痛剤は買ったか？」

「わっ、一気に喋るな‥‥！ははは、俺は聖徳太子じゃないぞ？」



奥の部屋から出てきた、4人の男達。皆様、お気づきだろうか。そう、この男4人とは‥‥

上から、ヒロミツ、ケンジ、ジンペイ、ダテさん

大変だったよ‥‥この4人助けんの‥‥マジで死ぬかと思った



「ははは、悪い事したな」





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