盗賊トリッパーが米花町で好き勝手！？

3.＿＿成り行きとは？ ページ3

主人公sid



「A先輩！好きです、付き合ってください！」

「‥‥」


めんどう、と心の中で思いながら話を聞く。また私の見た目に勘違いをする女子の告白だ、毎度毎度よく勘違いするよね。女子制服着てんのに

私は告白をした女の子に近寄って目を見て話す。これをすれば嘘をついてるか、揶揄っているか、ガチかがわかる。すると女の子は顔を赤く染めた


「あのさ、多分知ってると思うけど、私は女だ」

「し、知ってます！でも、やっぱり、気持ちは変わらなくて、好きなんです！先輩が！」


あぁ、割とガチのやつね。でも断る。私には愛してやまない御方がいらっしゃるからね。早く会いたいよ


「ごめん、それでも付き合えない。別に、同性だからってわけじゃない。私には愛してる人がいるから」


あぁ、早く会いたいな‥‥。団長に！正直彼女とか彼氏作るとヲタ活できなくて貢げないんだよ、私はクロロ一筋！愛してるぜっ団長！

すると女の子は絶望した顔をして、泣いた。罪悪感はミリも感じないが、心配したフリをするのが女性を傷つけないようにする、マナーってやつさ

ごめん。と小さく言い放ち、去ろうとした、その時。女の子が突進してきた。は？、と思ったが次の瞬間何も考えられなくなった


「っ"、ぅぐあ"‥‥！ぃた‥‥何やってんの‥‥？」


女の子は私の体に刃物を突き刺していたからだ。痛みで頭がどうにかしそうだったが、理性をギリギリのところで保てた


「ごほ、犯罪だよ。逃げるな、ら私、に刃、物握らせて。自分で死んだよ、うに見せ、ればい、いから」


すると泣き崩れて謝る女の子。早くしてよ、こちとら痛くて早く死にたいんだよ

心の中で愚痴をこぼしていると、何にも感じなくなった。痛みも、それに感情まで。何も思わなくなった。多分これが死だ。何故かそう感じた、死ぬときは冷静だった

目を閉じれば音も光も感覚もない、真っ暗な空虚に落ちた




？「おーきて！ほらほら、ほーら！起きて！」

「っ、イダダダっ！あんにゃろ、呪ってやるぞ！こんちくしょー！！」←

？「うん、元気そうだね！さて、本題に入ろっか！」


は？と顔を上げるとそこにいたのは白い布で顔を隠した金髪の男だった。男はニコニコしながら長々と話をした


「で、つまりは、私の願いを叶えると。それで合っているな？」

神「うん！俺の気まぐれだから、幾つでも！」

「クロロに成りたい！原作まんまのクロロ！身体能力をすごく高くして！これだけだ！」


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4.＿＿神様ぁぁぁああ！→←2.＿＿設定

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