三十六巻 ページ36
あの地獄の鬼ごっこは終わり、グルッペンさんさんが言った罰ゲームは
《花見をしようと思う》
という、なんとも優しい罰ゲームだった。
皆さんが彼の意見に否定するはずが無く、全員がお花見の日を楽しみにしていた。
そして、お花見当日………
『お料理運んできましたー！』
ut「あーありがとう。Aちゃん」
rb「これどこにおいたらええん？」
tn「あーっと、それはなー……ってチーノお前、めんつゆなんか持ってくんなや！」
cn「なんでですか！必需品でしょ！！」
shp「レジャーシートもっといりますか？」
em「あー、一応置いときましょうか」
os「じゃーん！！和菓子もいっぱい持ってきためうー！！」
gr「………！！！」
sha「おい、お前らなにつまみ食いしてんねん！」
zm「せやぞシッマ！！」
kn「お前らのほうが食っとるやんけ！！」
こんな感じでわいわいと準備をして、かなり時間がかかってしまったが、なんとかお花見の準備を迎えることができた。
gr「よし、じゃあ初の花見の記念に………乾杯！」
「「『乾杯！！』」」
グルッペンさんの乾杯の声を聞き、全員が楽しそうにお酒を飲み始めた。
………私は飲めないが。
――――――
お花見を始めてからかなり時間がたった気がするけど……
ut「なーAちゃーん。俺のお嫁さんになってやー」
『お、お嫁さんっ！？』
zm「うわ、A顔真っ赤やん。かわい」
さっきからやたら絡まれている気がする……。
しかもお酒を飲んでいるからなのか、かなり恥ずかしいことを言ってくるので心臓がもたない。
できるだけ絡まれないように隅っこでちびちびとジュースを飲んでいると、
ドンっ！と横から凄い衝撃で何かがぶつかってきた。
驚いて隣を見ると、顔を真っ赤にしているシャオロンさんが私を見て嬉しそうに笑っていた。
完全に酔っている………。
sha「なーAー。また俺に指食わせてやー」
『なっ！？』
シャオロンさんのかなりでかめの声に皆さんの動きがピタリと止まった。
それもお構いなしにぐいぐいと私に詰め寄ってくるシャオロンさん。
sha「んぇー？あんときは自分から食わせてくれたのにー」
『ちょちょ！シャオロンさん！声が大きいです！！』
いきなりの言葉にあわあわとしていると、シャオロンさんがベリッと剥がされる。
gr「おい、A。どういうことだ？」
『え、えーっと………』
な、なんていえばいいのだろう………。
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うどん(プロフ) - 彩音さん» ありがとうございますー！！！頑張って描いたので嬉しいです！最後までお付き合い頂きありがとうございます！ (2020年5月28日 1時) (
レス) id: a3779bcd2c (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても好みのお話でした〜！そして最後当たりのイラストうますぎる･･････ (2020年5月27日 6時) (レス) id: 5d687b4a81 (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - 眠猫さん» とても嬉しい限りでございます。最後まで読んでくださりありがとうございました！！ (2020年5月23日 16時) (レス) id: a3779bcd2c (このIDを非表示/違反報告)
眠猫(プロフ) - 感動しました。少女の死んででも会いに行こうとするのなんてﾉω･､） ｳｩ･･完結おめとうございます！ (2020年5月23日 13時) (レス) id: 290d396106 (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - ロルくんさん» ありがとうございます！！頑張ります！！！！ (2020年5月2日 16時) (レス) id: a3779bcd2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うどん | 作成日時：2019年10月2日 21時
