十一巻 ページ11
『うーん……なんとなくですかね？』
kn「ほーん…凄いな！！」
ニカッと笑って頭をグシャグシャと撫でられる。
するとコネシマさんは突然ひらめいたように顔をぱっと明るくし、私に話しかけた。
kn「そういえばAって誰と挨拶したんや？」
『えっ？？グルッペンさん、鬱さん、ショッピさん、オスマンさん、チーノさん、ロボロさん、コネシマさん、トントンさんですかね』
私がそういうと「なるほどなるほど……まだ自己紹介してへん奴おるな」と一人で頷いていた。
コネシマさんの考えていることが分からず混乱していると腕をひかれた。
kn「まだ挨拶してへん奴おるやろ？いきなり話しかけるのは緊張すると思うから俺もついてったるわ！」
正直言って話しかけるのが怖かったので素直に嬉しかった。
―――――――
私が手をひかれて案内されたのは、可愛らしい顔立ちをした男性の前だった。
？？「お、シッマやん。どうしたん？」
kn「いやぁ。挨拶しようと思ってな！」
彼と目が合うと納得したように「あぁ、なるほど」と言いながらこちらへ向いた。
？？「どうもシャオロンです！気軽にシャオちゃんって呼んでなー」
『Aです。よろしくお願いします』
挨拶を返すとシャオロンさんは可愛らしい笑顔で笑いかけてくれた。
すると、私達の会話をずっと見ていたコネシマさんは私の肩を組んで話し始めた。
『わっ！……』
kn「なぁなぁシャオロン！！Aにお前の種族当ててもらってや！！」
距離感が分からないのか、はたまた女性に興味がないのかコネシマさんは私の肩を組んだまま豪快に笑っている。
恥ずかしいなと思っているとシャオロンさんと目があった。
シャオロンさんは私が男性に慣れていないことに気がついたのか、ニヤニヤと笑いながら私のもとへ寄ってきた。
シャオロンさんは私の真横にいる。肩がくっつく距離だ。
sha「えー。じゃあ当ててもらおっかなー？？」
コネシマさんとシャオロンさんの顔がすぐ近くにあり慌ててしまう。
『あのっ……！ち、近いです』
あまりの近さに真っ赤な顔を両手で隠しながら声を出すと、シャオロンさんは何を思ったのかさらに近づいてきた。
sha「あっれー？むっちゃ顔赤いでAちゃん」
kn「ほんまや。大丈夫か？」
き、気づいてないのかコネシマさんは……。
っていやいやいや！！顔近い！！
sha.kn「えっ！？！？」
あまりの恥ずかしさに耐えられなかった私は倒れてしまった。
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うどん(プロフ) - 彩音さん» ありがとうございますー！！！頑張って描いたので嬉しいです！最後までお付き合い頂きありがとうございます！ (2020年5月28日 1時) (
レス) id: a3779bcd2c (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても好みのお話でした〜！そして最後当たりのイラストうますぎる･･････ (2020年5月27日 6時) (レス) id: 5d687b4a81 (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - 眠猫さん» とても嬉しい限りでございます。最後まで読んでくださりありがとうございました！！ (2020年5月23日 16時) (レス) id: a3779bcd2c (このIDを非表示/違反報告)
眠猫(プロフ) - 感動しました。少女の死んででも会いに行こうとするのなんてﾉω･､） ｳｩ･･完結おめとうございます！ (2020年5月23日 13時) (レス) id: 290d396106 (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - ロルくんさん» ありがとうございます！！頑張ります！！！！ (2020年5月2日 16時) (レス) id: a3779bcd2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うどん | 作成日時：2019年10月2日 21時
