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初めましての方が多いのではないかと思われます。九条天くんで「明晰夢の輝石」を執筆させて頂きました、れをなと申します。
この度の企画のテーマは「誕生日」という事で、カーネリアン、という七月の誕生日をモチーフに執筆させて頂きました。中々テーマに添わせられたかどうか、と問われると怪しい部類なのですが、石言葉を踏まえて読んで頂くと、それなりに深読みできるんじゃないかなあと思います。知らんけど。
解説というよりも、言葉数が足りないが故の補足にはなりますが、少しだけ余談を。何かやろう!と思った時にまず形から入る、というパターンがありますよね。何となくその気になってしまって終わってしまう例がよく見られるかと思うのですが、この作中で登場するAさんは、形から入ったが故に迷走してしまい、こうも訳のわからぬ行動に出てしまった、という訳です。
人間錯乱している時というのは本当に何をしでかすか分からないものです。そんな人間らしさ、そして、一人の人間をそこまで狂わせてしまうほどの多大な魅力を抱えた「天使」が、一人の人間を導く軌跡となる。そんなイメージで当作品を執筆させて頂きました。Aさんの感情の起伏にはちょっとした遊びを加えていますので、よろしければそちらも楽しんでいただけると嬉しいです。彼にはそんな、人を狂信的なまでに狂わせ、そして夢中にさせて覚めさせる事のない、そんなアイドルでいてほしいという、いちファンの願望です。これからも彼が素敵な舞台で輝けますよう。
この度はこのような素敵な企画に執筆者として携わらせて下さり、ありがとうございました!この場をお借り致しまして、主催のれもん様、執筆者の皆様に御礼申し上げます。
そして、この作品を読んでくださいました、読者の皆様。皆様の日々の、ささやかな彩りになれましたら幸いです。数多の作品の中から当作品を選んでお越しくださいましたこと、心より御礼申し上げます。
また皆様と、どこかでお会い出来ましたら。
改めまして感謝を述べさせて頂きますと共に、締めの言葉とさせて頂きます。ありがとうございました。
2019.6.16 れをな
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