3人目 ページ29
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逢坂壮五、そして主催を担当させていただきましたれもんと申します。
今回の物語を作成するにあたって使用した宝石はエメラルドです。意味も複数あったのでその中の1つ、「愛の芽生え」を主題としてみました。
芽生えってなんだろう、と私なりに考えて見た結果出来上がったのが「変わらぬ愛は夢現」になります。
かなり駆け足で進んで行ったので、この場を借りて少しだけ解説のようなものをさせていただきます。
「芽生え」というテーマであるにも関わらずあのような設定にしたのかについて。芽生えるためには種が必要で、この場合忘れてしまったのは女性のみです。ですから、女性にとって再び愛が芽生えるための種が過去、物語の中で言う夢の部分になるかな、と。現実の部分は根で、見えない所(=最後の場面の後)に芽生えがあるのではないかと考えながら作りました。
本当はもっとお話したいこともありますが、既に長々と書きすぎたのでこの辺で失礼します。
軽く解説しましたが、あなたなりの解釈や、このお話がどういう風に伝わってきたかそれを大切にして頂けたらな、と思います(笑)
また、作中では触れることが出来なかったのですが忘愛症候群という病気について。良ければ1度調べてみてください。その後の話が何かわかるかもしれません。
最後になりますが、企画に参加して一緒に作品を作り上げてくれた作者様、ここまで読んでくださった皆様。本当にありがとうございました。
いつかまた、どこかで出会えることを願っています。
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